警備室内での出入管理中に帽子を脱いで業務をすることは基本的にはダメです。まあ中にはクライアントがOKを出している現場もありましたが、警備会社側がNOを出したら帽子を被って仕事をしなければなりません。ウチの警備会社は帽子を被る、が規則になっています。
前の警備会社では警備室内での脱帽は許可が出ていました。モニターを見たり監視盤での操作や出入管理の業務などがあり、結構バタバタしているのを見てクライアントから許可が出たようです。
あくまで警備室内(防災センター)のみでの許可なので、荷受けの立哨や通用口での立哨を伴う出入管理時は着帽が基本でした。
で、今の警備会社は仕事中は例外なく着帽になっているので出入管理時も帽子は被らなければなりません。
当たり前といえばそうなのですが、長く警備室内で脱帽の業務をしていたので、初めのうちはつい脱帽して出入管理をしていて巡察に来た上司に注意された事がありました。
今では隊長になって逆に注意する立場になりましたが、ごくたまに警備室内で帽子を被らずに出入管理をしている隊員がいます。
帯革についても座哨中はお腹がきつくて緩めている隊員がいますが本来はそれもダメでしょう。
しかし帯革に関しては外から直ぐには気づかれにくいので、巡察が来たらちゃんと着用する条件で私が許可しました。
ですが、帽子に関しては外から見て被っていないと一発で判ってしまうので脱帽しての出入管理は許可していません。
現場側で細かいルールがあったりしますが、個人で使い分けが出来ないのであれば会社が言う規則を守っていれば問題ありません。
長くその現場に就いていると、これぐらいいいだろう・・とつい気が緩んでしまうようでなあなあになってしまうのでしょう。
だからこそルールというのが存在しているのだなぁ・・と注意する度に思います。