またかた台風が接近しています。地方によってはすでに影響が出始めている所もあります。台風が来ることで警備員が気を付けなければいけない事があります。現場によって多少の違いがあるものの、これだけはというものを考えてみましょうか。
台風は雨と風の被害が出る
台風は基本的に雨と風を引き連れてきます。
台風の性質によっては雨だけとか、風のみといった具合にその時に来た台風によって様々ですね。
しかし、風や雨どちらか片方だけでも大きな台風が来たときは大変な被害が出ますよね。
施設警備は施設を守る仕事なので、雨や風どちらの災害でも何らかの影響があります。
その為、台風が来るという事だけで警備員としては警戒が必要です。
警備員として取るべき行動
では警備員が現場で何が出来るのでしょうか・・。
現場ごとで内容が違うでしょうが、台風が来る際にクライアントからどういった対策をして欲しい・・と頼まれている事だと思います。
主に
・風で飛びやすいものの片づけ
・建物の窓の施錠確認
・事前の浸水場所の把握
などです。
風で飛びやすいものは植栽や、カラーコーンなどになりますかね。
建物の施錠は、日頃から巡回時に見ているはずですが普段以上の注意をして欲しいという要求になります。
そして浸水についてはその施設で過去に浸水した場所など、台風が来ることでまた浸水するかもしれないので予め対策をしたり、当日こまめに確認して浸水していないか気を付ける・・などでしょうか。
これらはどこの現場でも同じような問題点だと思いますので、最低限これを見て、さらに現場ごとでクライアントの要求にこたえる形になると思います。
台風が過ぎた後も活躍する
そして先の話になるかもしれませんが、台風が過ぎた後も警備の仕事はあります。
この現場でも台風が通り過ぎた後に毎回やっていることがあります。
それは
現場の敷地内を見回りして、被害の確認です。
これは警備員にとっては重要だと思います。
夜中に台風が通り過ぎた時などは、翌朝警備員が一番早く被害の確認が出来ますよね。
従業員などはよほどでない限り施設には残っていないので、常駐警備員である我々が翌朝、施設内を一通り見て被害の報告をする必要があります。
場合によっては、クライアントが出勤する前に被害の後片付けをしなければいけないかもしれません。
どこの現場でも報告書の提出が朝にあるはずなので、その報告までに内容をまとめる必要も出ますねよ。
この報告が早く出来れば、翌日クライアントが片付けの業者をスムーズに手配できますし応急対応が出来ていれば、警備員の株も上がるかもしれませんよね・・。
台風は施設に多大な被害を与える可能性もあります。その被害を抑えようと頑張りすぎて警備員が怪我をすることもあります。
せっかく頑張って対策したのに怪我をしては意味がありません。
無理のないように台風に対する備えをして欲しいものです。