施設警備の仕事で同じ様な施設にも拘らず、給料が異なる場合があります。時給換算でも1,000円と1,500円くらい違う場合もあったりしますが、多くの場合は仕事の内容はそれほど変わりなかったりします。それなら少しでも金額の高い警備会社で仕事をやりたいですよね。
時給と仕事量は比例していない
施設警備員として勤務している警備員さんや、これから施設警備の仕事を始めようと思っている方が、警備の求人を見た時、給料が違う事に気付きませんでしたか。
同じ様な施設でも、時給にすると大体1,000円位の所があれば、1,500円以上する様な求人もあります。
同じ施設警備業務なのにこれほどまで異なると、高額な方は何か特殊な仕事でもあるのではないかと勘ぐってしまいます。
中には、本当に特殊な業務の為に高い給料になっている場合もありますが、その時は記載欄に給料が高い特別な理由も掲載されていると思います。
しかし、その様な記載がない場合は特にこの両社に違いはありません。
まあ、あるとすれば離職率が高い為に、高い給料になっているのかもしれませんね。
施設警備の仕事はどこの現場でもだいたい同じ仕事をしています。
立哨や巡回、出入管理業務など代表的な仕事はどこの現場へ行ってもあるのです。
そして、仕事がきついから給料も高い、とは限らず「高い給料でもラクな仕事」「安い給料できつい仕事」という現場も実際にあるのです。
施設警備の仕事は大体どこも同じ
施設警備の仕事は、どこの現場へ行ってもだいたい同じ仕事をしています。
立哨や巡回を始め、出入管理業務などは建物を管理する仕事であれば、みな同じ事をしています。
館内の設備などに異常が無いか見回る為の巡回や、建物の出入り口に立って不審者の侵入を防ぐ為の立哨。
関係者の入退室を管理する為に受付対応をする出入管理業務など、やっている仕事は建物の構造が異なるだけで、警備員の行っている事はみな同じです。
同じ仕事をしているのであれば、それに支払われる給料も同じはずですが、現場や警備会社によって異なっています。
例えばコンビニで働いている時、どの店舗も同じ仕事をしているのに時給が1.5倍も違うお店があれば、何かあるのか?と思いませんかね。
しかし、施設警備の場合はそれほど大きな意味は無く、契約金が高くて現場で働く警備員に還元されているだけ、だったりもともとその警備会社が高い給料を払う企業だったり、と現場での仕事に大きな差はありません。
ですが・・
唯一、仕事に関して給料が高めに設定されている事があるとすれば、それは仕事量が異なる、という点です。
同じ仕事でも業務量が異なる
冒頭でも給料と仕事量は関係ない、というお話をしましたが本当に仕事がきつい為に、現場で働く警備員に高い給料を払っている場合もあります。
そして、施設警備員はどこの現場でも同じ仕事をしているのに、その仕事の作業量が異なる場合が多いです。
例えば巡回が10分しかない現場もあれば、3時間もある様な所があったり、立哨も1日1時間しかない現場があれば、8時間立ちっ放しな所もあります。
この様に、同じ立哨や巡回を一言で云っても、作業量や時間に非常に大きな差があるのです。
これが同じ施設警備の仕事か、と面食らうほど違うと思って良いでしょう。
しかも、その仕事量と給料が比例していない、という点が警備の仕事が
「当たりハズレがある」
と言われている理由かもしれませんね。
施設警備の仕事を探す時は、金額だけに釣られないようお気を付けください。