そんなに警備室で検温をさせたいのか

施設警備員の出入管理の受付で今、検温器を置く話が進んでいます。先日、警備担当の方とお話ししたのですが、その中で私が「検温器を自分で計測して・・」と話していたら「手で触れる事は問題なので、置きタイプの物で無いとダメなんですよ」とおっしゃいました。ああ、確かにそうだと納得したお話です。

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検温してから受付する流れ

今この現場で出入管理の受付場で、検温してから異常の無い来客に受付簿に記帳していただく・・という案が出ているそうです。

まだスタートしておらず、警備担当の方が何度も警備室に来ては悩んでいる最中です。

警備室の受付場は外にあるので、検温器を設置するには電源がありません。

しかも仮に電源を引く事が出来ても、ほぼ外になるわけで風雨にさらされると故障するかもしれません。

こういった問題点を考慮せず、上の方の方は「受付場で感染者をくい止めろ」としか指示を出していない様で、受付時にすべての来客に検温させるのはよほど大きな変更をしないと、現状のままスタートさせるのは混乱を招くだけです。

それが判っているので、私も警備担当の方も頭を抱えているのです。

やらない、やりたくないとは言っていないのです。

やるからには今以上の混乱が無いようにしないとトラブルが増えるだけ、と言いたいのです。

ハンドタイプではなく置き型タイプなわけ

置き型タイプの検温器は電源が必要になり、今の警備室の受付場では不可能です。

なので、代案としてハンドタイプの検温器を用意したら・・と提案しましたが警備担当の方は

「来客が代わる代わるハンドタイプの検温器に触れたら感染予防の対応の意味が無い」

との事でした。

私も案を出してハッとしました。

確かに感染予防の為に検温するのに、来客がハンドタイプの検温器に触れては意味がありません。

検温器を介して感染が広まってしまう事を考えると、やはり置き型タイプの検温器を置きたいようです。

電源の問題は未だ解決していません。

警備員が計測するのはいけないのか

暫くして、以前子供を連れて病院へ行った時に入り口で、係の人がハンドタイプの検温器を私のおでこに当てて体温を測っていました。

ああ、これ警備員が検温器をもって来客に当てたら問題ないのでは・・?

と思い、翌日警備担当の方へ再び報告しました。

とりあえず結論は出ていませんが、このままだと置き型の検温器になりそうです。

とりあえず警備側からは提案もしましたし、混雑やクレーム必至の対応になる事も伝えてあります。

クライアントの上の方がそれでも「やれ」と言えば試行錯誤するまでもなくスタートする事になりそうですが、それならいっその事問題が起きた方が上の方も気づいてくれるのではないかと良からぬ事を考えてしまいます・・。

 

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