施設警備員は雨の日に廊下で転倒しやすい

前回、高齢警備員が建物内の廊下で滑って転倒した話をしましたが、今回は雨の日に建物内の廊下に水が入り込んで、警備員が転倒しそうになるお話です。梅雨の時期は雨の日が多く、外から濡れた靴を介して雨が建物内に入り込む事で廊下がびしょ濡れになり、転倒事故につながりやすくなるのです。特に夜は警備員がその被害にあう確率が上がります。

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日中に降った雨が夜中に警備員に襲い掛かる

昼間でも夜中でも雨が降ると、建物内に雨が入り込みます

人が外と建物内を行き来する限り、靴の裏が濡れているのでどうしても建物の中まで濡れてしまいます。

 

商業施設でもそうですが、入り口にマットが敷いてありますが人の往来が多いとあまり効果がありませんね。

雨の強い日は、清掃の方が入り口から入ってすぐの場所をよくモップ掛けしていました。

 

そして、夜中になり人も出入りする事が無くなってからも、どこかしらに床が濡れた状態のままになっており、それに気がつかない細密巡回中の警備員が足を滑らせてケガをしたりします。

夜中は通路の電気も最小限まで落とされているか、必要のない場所は消灯状態です。

懐中電灯を持っていても、照らす場所は足元ではないのでそれに気がつかないで勢いよく転倒する事も・・。

 

建物が古いと、靴による外からの持ち込みよりも、雨漏れによる水たまりにやられる方が多いかもしれませんね。

普段から

「〇〇で雨漏れがするから足元に気を付ける」

という情報を頭に入れておかないといけませんね。

警備員は革靴なため滑りやすい

また、警備員は履いている靴が革靴である場合が多いです。

革靴と言っても高い物から安いものまでありますが、大抵の革靴は裏面がツルツルだと思います。

 

革靴は、見た目や歩いた時に格好が良いのですが、雨には非常に弱い靴です。

建物内のPタイルの様な床の場合、少しでも濡れていると本当に危険です。

 

私の経験ですが、建物間の移動時に外にあるマンホールの上を通りかかった時に「ツルっ」と行った事があります。

一応気を付けてはいたのですが、滑ると分かっていてもいざ本当に滑ると慌ててとてもびっくりします。

一歩間違えば頭を打ったりと大変な事になりかねないですからね。

 

いくら建物内だからと言って、床が濡れていないかどうか足元にも注意を払って歩く事が必要です。

靴を履き替える事が許されるなら

以前、商業施設の現場の勤務の時、そこでは黒系のジョギングシューズが許されている現場でした。

雨の日でも、床に雨漏れがあって濡れていてもジョギングシューズなら革靴よりも滑りそうになる事はありませんでした。

 

革靴も履いて勤務した事がありますが、足も負担や、雨の日の勤務などを考えると、断然ジョギングシューズの方が優れていた事を覚えています。

 

施設警備員が制服を着て、足元にジョギングシューズを履くのは見た目的にあまり良い印象はありませんが、実際働く側に立つとあれほど楽なものは在りませんでした。

 

今でも現役の施設警備員ですが、ジョギングシューズはあれ以来履いていません。

会社の規定が革靴のみと厳しいので履けるものなら履きたいですが残念です・・。

 

機能性や足の負担を考えると、ジョギングシューズは良い靴なので、もし許可の出る会社なら是非お勧めします。

 

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