警備員はどこでも寝られるようにしなければならない

施設警備員が仮眠をする時、防災センターの室内で寝る時があります。すべての現場の警備員さんがそうとは限りませんが。防災センターの部屋といってもベッドや布団があるわけでもなく、段ボールをひいたり、自分で用意した寝袋を使用したりします。警備員はどんな所でも寝られるようにしなければなりません。

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布団で寝られるのは奇跡

警備員は仮眠をとる時、布団で寝られる事の方が珍しいと言えます。

もし今自分の現場で、仮眠時に布団があるのならそこは恵まれた現場と思って良いでしょう。

先日、昼の待機時間にどうしても眠くなり仮眠室で横になった時に仮眠室があって良かった・・と改めて感じました。

 

以前の現場でも一応、仮眠室はありましたが、警備員の休憩室と同じ部屋なので昼の時間帯に仮眠を取ろうとしても、休憩室として利用している警備員もいる中での昼寝は難しいです。

それが今の現場では仮眠室が部屋として独立しているので、休憩室とは別室になっています。

昼でも夜でも仮眠を取ろうとした時に邪魔されずに寝られるのは言事ですね。

 

しかし、現場によっては夜中の時間に仮眠をとる時に、勤務ポストによっては防災センターで寝ていました。

仮眠室を利用するのは別のポストの隊員さんで、防災センターで待機しつつ仮眠をとる勤務の日は大変だったのを覚えています。

警備員と寝不足の理由

防災センターで寝る時は、段ボールを床に引いて個人で用意した布団か寝袋を使って寝ていました。

しかも警備員の仮眠時間は4時間あればよい方です。

その4時間も、仮眠時間寸前まで何かしらの業務をしています。

また、起床の時間も前もって準備して定刻になったらすぐ業務が始まるので、実際4時間しっかり寝る事は出来ません。

そうなると24時間拘束されていて、4時間もない仮眠時間で勤務するので寝不足になるのは当然です。

 

警備員として勤務する時、睡眠時間が長い人や、昼の時間に仮眠が取れないような人はこの業界でやって行くには難しいか、長続きしないかもしれませんね。

今この現場でも昼の時間に仮眠をとるポストがありますが、その時間に寝られないと夜中、起きていなければいけない時間にとても苦労します。

警備員はいつでも寝られる

警備員はいつどこでも寝られる・・

こんな人が一番重宝されると思います。

 

施設警備員として勤務する時、色々なポストがあるのですが中には

「夜の規則正しい時間に仮眠ができるポストに入れて欲しい」

「昼の時間に仮眠できないからそのポストには入れないで欲しい」

などとわがままを言う警備員がいました。

 

他の人との兼ね合いでカバーできる人がいたので、不本意ではありましたが希望を聞いてきました。

それも「いつでも寝られる」という隊員さんがいたからこそできた事です。

その隊員さんが昼の時間の仮眠でもOKという方だったので、その勤務を担当して頂いてきたのです。

 

この様に、いつでもどこでも寝られる、という人はどんな形であれ現場の業務を運営するのに大いに役立っています。

こういった人がいなければ、わがままも通りませんし、隊員全員が寝不足気味になって質の高い警備業務を提供出来ないかもしれません。

 

なかなかそういった人材はいないのが残念ではありますが・・。

 

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