巡回の帰着が遅いから真面目にやっていると思ったら

ある日、ある隊員の巡回の帰着が遅いと待っていたら、余計な者まで見ていて遅くなったことが分かりました。仕事としては問題何のですが、それ以外に余計なものを見てきて定時に遅れるのは、仕事が出来る者とは言い難いです。余程のアクシデントでもない限り、時間内に帰着できなければ仕事が出来る人とは呼べません。

スポンサーリンク

巡回時間が長いからと言って真面目とは限らない

巡回は隅々まで異常が無いかを確認してくる業務です。

警備員の巡回の点検の仕方が悪くて、問題になる事はそうないかもしれませんが、万が一という時に巡回がいい加減なやり方であったと発覚しては警備員失格です。

 

ある日、ある警備員が夜間の巡回へ出発して、戻るべき時間になったも帰着しませんでした。

心配になって無線を入れたら、もうすぐそこまで来ているとの事。

暫くしてようやく警備室へ戻ってきました。

時間は帰着予定時刻をゆうに過ぎています。

 

何か異常でもあったのかと聞くと、通常の確認はしていたが、それ以外に気になった事があったのでそちらに時間を取られてしまったようです。

 

警備員として見回り時に、おかしな事に気づいて確認するのは重要な事です。

しかし、今回聞いた内容はどう考えても仕事とはかけ離れた内容で、報告書に残すほどの事でもありませんでした。

 

仕事として必要かどうか、確認するべきかどうか。

分からないのであれば警備室へ確認の一報を入れれば良いわけですし、そもそも巡回時間という決められた時間を超過してまでする事ではありませんでした。

 

時間内に警備室へ戻る。

 

これが守れないと次の仕事に支障が出ます。

巡回を終えたら次の警備員には次の仕事が待っている、なんて事は入社したての警備員でもない限り分かっているはずです。

それを仕事とは関係のあまりない出来事で使用して、帰着時間を守れないのは

 

巡回時間が長いからと言って真面目に仕事をしているとは限らないという事ですね。

 

時間内に仕事を終われるのが出来る人

決められた時間内に巡回を終えて帰着する人が居ます。

こんなこと当たり前な事ですが、これをするのに意外と苦労する事もあるのです。

先ほども話したように、巡回時に思わぬ出来事に遭遇する事があるからです。

 

何事も無ければ1時間で帰着できるのに、アクシデントに遭遇して時間内に戻れないかもしれなくなりそうな時、通常の時間を省略して時間内に戻るように調整する事があります。

 

とりあえず時間内には戻ったので、残りの通常の巡回は次の人に引き継ぐ、という手もあるのです。

まあ、これは現場によって許可の出ている隊そうでない隊があるので、この通りにはいかないかもしれません。

 

しかし、時間で行動している事はどこの警備隊も同じなので、次の人に迷惑にならない様にするのは同じです。

 

巡回を上手く調整して次の人に迷惑を掛けない

 

時間を見ながら巡回して、自分の与えられた時間内に帰着できる人は、仕事が出来る人と言っても過言ではないでしょう。

巡回時に見るべきものが確認できているか

巡回時に時間通りに戻ろうとして、見るべきものが見落とす事無く見れない警備員も中にはいます。

これは一番最悪ですね。

 

自分の仕事がまともに出来ていないのに、さも出来たような顔をして巡回から帰着し、次の隊員さんが巡回へ行くと

 

「〇〇の確認が全くできていませんでした」

 

という報告を受けます。

これを当人に確認すると

 

「あ、忘れていました」

 

という返事が返って来ます。

しかもこのやり取りは、巡回へ行くたび何度かあるのでそういう隊員は、他の隊員さんからの信用がありません。

 

こんな警備員では通常の巡回で見るべきもの以外の事は、とてもじゃないですが任せられません。

巡回の基本すらできていない訳ですからね。

 

昼間の巡回でも夜間の巡回でも、自分の見るべきものが時間通りに確認出来て、再び時間通りに警備室へ戻る事が出来て、初めて普通の警備員と呼べるのです。

 

基本も出来ていないのに、余計な事を見つけて次の仕事に影響を与え、同僚に迷惑を掛けない様に気を付けて欲しいですね。

 

警備のしごとのトップページ

 

スポンサーリンク