彼女が出来た警備員さんなど商業施設の勤務は貴重な経験が出来た事がいくつかある

大型商業施設で勤務していた当時、初めて警備員になってからずっと警備員にしか経験できない様な体験をいくつかしてきました。クライアントでもなくテナントの従業員でもなく警備員にしかできない経験です。しかも、施設警備員の中でも商業施設勤務の警備員だけの特別な経験なのです。

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真夜中の商業施設は自分だけの世界

施設警備の勤務になって経験した事のない出来事で、唯一警備員にしか体験できない事といえば、真夜中の所業施設の広い館内で一人っきりになる事です。

これは、施設に来店していたお客様は当然の事、閉店後も残留者として仕事をしていた従業員さんなども帰宅し、警備員だけが館内に残り細密巡回をしている時に経験できる事です。

 

誰もいなくなった館内は、照明も消え営業時とは全く違う景色になるのです。

あれほど賑やかかったBGMは消え、館内からは一切の音は無く、明かりといえば各所にある避難誘導灯のみです。

 

まあ、一人になったり暗い所が苦手な人にとってはとても耐えられない空間かもしれませんが、これは警備員にならないと見られない景色でもあるので、とても貴重な体験です。

接客していない時のテナントさんの素顔

店内にはたくさんのお店が並び、そこで働く従業員さんがいます。

正社員の方からパートアルバイトの方まで様々です。

皆さん営業中は笑顔で接客し、来店されたお客様に気持ちよく買い物をしていただける様に毎日頑張っています。

 

そんな従業員さんですが、後方通路を通る時まではスマイルとは限りません

中には、お客様から離れた後方通路でもニコニコされている方もいらっしゃいます。

ああいった方は、我々警備員から見ても非常に癒されるものですね。

 

そんな後方では、従業員さんも普通は素顔になるもので、お店であった嫌な事や会社に対する不満などの愚痴を、出入管理にいる警備員に世間話しとして話してくれます。

ああ、やはり従業員さんも人間なんだな、と思わされる瞬間です。

 

商業施設で働くテナントの従業員さんは比較的年齢が若いので、接客をするお客様の方が歳が上の事も多く、小言を言われる事も多いようです。

そういった出来事が多いのか、出入管理の受付場を通り過ぎる従業員さんの中には、しかめっ面をして一言も話さない様な人もいたりし、接客業の厳しさを感じる事がありますね。

彼女が出来た警備員もいる

警備員は彼女が出来にくい職業だと思いますか。

男ばかりでしかもお年寄りが多い業界。

女性警備員が少ないので、社内恋愛とは程遠い環境でしょう。

 

社内恋愛がダメなら職場で、と思うかもしれませんが警備員の勤務する現場の多くは女性と会話をする機会が少ないと思います。

唯一、勤務してきた施設警備の現場では商業施設は異性と話す機会は多いと思いました。

 

まあ、それでも世間が見る警備員という職業が邪魔をして、相手にされない雰囲気はあります。

実際周りを見ても、警備員は既婚率が少ないと思いました。

それは高齢警備員でも同じで、60歳を過ぎているのにいまだに独身、という警備員さんもいるほどです。

 

そんな女性に縁のない警備員ですが、過去には現職の警備員として勤務している時に、職場で彼女が出来た隊員さんも見てきました。

商業施設は先ほどもお話した様に、仕事上で異性と話す機会があります。

 

多くの従業員が勤務しているので、中には警備員という職業であっても何も気にしないという方もいるのです。

後はお互い話が合えば自然と仲良くなっていきます。

どれだけ積極的に行動できるかだと思います。

 

しかし、ここで難しいのは相手が自分に対してそこまで想っていないのに、勘違いして積極的にグイグイ動いてしまう事です。

こうなるともうこれは単に、嫌がらせ行為なだけで、結果セクハラで訴えられてお終いです。

 

この駆け引きさえ上手くできれば、同僚と同じ様に彼女が出来るのです。

警備業に彼女を求めに来ているわけではないでしょうが、今まで他の会社で何の縁も無かった人でも、警備員になったからと諦める事は無いのです。

ただし、施設警備の仕事をしていても誰も来ない様な真夜中の勤務ばかりだったり、そもそも人との交流の少ない施設での勤務の場合は、残念ですが無理かもしれません。

 

今回紹介した彼女が出来た警備員さんの勤務先は、大型商業施設での現場の話です。

 

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