年配警備員がさらに年配警備員をやじる

先日、こんなやりとりがありました。65歳も過ぎた年金を受給している年配隊員が、70歳も後半に差し掛かろうという年配隊員の愚痴を言っていました。交代の時間に関して小言を言っていたようで「最近あの人は怒りっぽくなった・・きっと年のせいだろう」と。それを聞いて(あなたも同様ですよ・・)と思いました。

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交代時間の小言といっても定刻の5分前の交代です。結論から言えば何の問題もありません。

全体的にこの現場は交代の時間が前倒しになりすぎです。

早く交代する事が相手によい印象を与えられる・・という善意の押し売りみたいな空気が蔓延していて、前は5分前が普通であったのに今では15分から20分前に交代するのが普通になりつつあります。

交代時間が早すぎる隊員には私が直接「10分か5分前で十分」と指導したのですが、「いやあ、休憩していてもやる事が無いから・・」だそうです。まあ、その分休憩時間も早めに繰り上げになっているので結局勤務時間と休憩時間は変わっていないのです。

・・・この話はまた別の機会にでもするとして

そんな中早く交代するのが恒例化しているので、いつもの早い時間で交代をしなくてイライラしてしまったようです。

しかし、今回はそこが問題ではなくてその年配隊員が「イライラしている」とやじっていたのが65歳過ぎの年配隊員であった事です。

この隊員も長年この現場にいますが、まあとてもよその現場では通用しないであろう隊員です。

昔ながらの警備員(用務員)の感覚で仕事をしています。

長年この現場に居るのと年齢が行き過ぎていて、自分の今まで間違った警備員の仕事のやり方を変える事が出来ない人です。

そんな勘違いしている年配隊員が自分も年寄りであることを差し置いて人の事をやじっていたので思わず

(あなたがそれを言うんかい)

という心境でした。

自分も気づいていないだけで、周りがその尻ぬぐいをして迷惑をかけているのに。

年寄りが年寄りを見て自分の身を正すことは中々難しいのかもしれません、お気を付けを・・。

 

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