前の現場では、勤務表を作る時に私用を後回しにする人と、特に用もないのに先に「この日は休み」と自分の休みを主張する人がいました。一人で働いている訳ではないので、自分が休みたい主張ばかりすると他の人が休みを取りたいと思った時に休めず迷惑をかける事になります。
毎週土日は休む高齢警備員
警備員はサービス業です
これは私が今まで何度も言ってきた言葉です。
まあ、私だけでなくとも警備員はサービス業である、という主張はごく当たり前な事なのかもしれません。
しかし、私のまわりにはその事が全く分かっていない警備員が多すぎます。
会社員勤め時代は土日、祝日休みだった・・
だから警備員になっても同じ様に土日祝日は休み。
そんな高齢警備員がいました。
警備会社や現場によって違うと思いますが、勤務表を作る時予定も無いのに、個人が休みたい日の希望を聞く事はありません。
何か出勤できない理由があって、1か月のうちにその日だけは・・
という様な日に固定で休みとして空けてもらうものです。
いや、どこでもそういうものだと思っていました。
しかし、そこの現場では1か月の予定を組む時、特に予定があるわけでもないのに、個人の休みたい日にちを入れる、という不思議な習慣で勤務表を作っていました。
これは最後まで改善する事なく、異動してしまいましたが、今思い返してもおかしな仕組みです。
そんな仕組みで全員が希望の休みを入れていたら、勤務表を作るのにいつか崩壊していた事でしょう。
まあ、土日祝日に休みを入れるというわがままな高齢警備員は一人しかいなかったので、最後まで無事に勤務表を作る事は出来ましたが。
これも休みの希望日を殆ど入れなかった協力的な隊員さんがいてくれたおかげでもあるんですけどね。
自分の用事は勤務表が出来てから
月の後半には来月の勤務表が出せていました。
来月の勤務表が出来てしまえば、自分の休みも確定します。
休みの希望を入れなかった人は、勤務表を見て休みになっている日を見てそこではじめて自分の予定を入れるのです。
余程外せない予定がある時は仕方ありませんが、勤務表が完成してから自分のスケジュールを埋める・・という協力の仕方をしてくれる隊員さんが一番助かります。
無理な休み予定を主張する警備員のカバーをしている感じになってしまいますが、彼らがいてくれなければそもそも勤務表すら完成しなかったと思います。
会社側もそういった経緯は承知しているので、協力的な警備員さんの評価は高齢警備員よりも断然上です。
それでも、その一番苦労する勤務表を作っているのはわたしですが・・。
勤務表を作った事が無いと知らない苦労
勤務表を作り始めた当初はとても苦労しました。
反協力的な高齢警備員たち、休みを好き勝手に取る高齢警備員たち、「〇〇のポストはやりたくない」と我儘を言う高齢警備員たち・・。
全て高齢警備員ばかりですね。
中には若い警備員も我儘な主張をしますが、これはまた別の機会に・・。
今では面倒な高齢警備員はいませんが、あんな我儘な人たちとはもう一緒に仕事はしたくないですね。
会社にはすべて伝えてあるので、同じ現場に充てられる事は無いと思いますが、下からまた同じような警備員が来ないとも限りません。
勤務表は主に責任者が制作する事になっていますが、隊長候補の出来る警備員さんには、経験と称して作らせても良いかなと思っています。
もう少しこの現場で慣れてきたら一度考えてみましょう。