出入管理の検温対応はやっつけ仕事

先日、検温対応の事で警備担当の方に問い合わせをしました。その際に帰って来た返答は感染症対策に即した回答ではなく、いかにも形だけのような事をすればよい・・という内容の答えでした。要するに決められたからただやっている、という様な意識しかないのだと分かったのです。

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全ての入館者には検温対応はしていない

この現場では入館時に受付に来たお客様へ体温の検査をしています。

37.5度以上なければ入館の手続きを受けられるわけですが、今の所該当する方は一人もいません。

出入管理で検温の対応をしているのは良いのですが、入館証を所持している従業員の方などは検温していません。

これらの方は、自身で健康管理をして自宅で検温する事・・とされていて出勤前に自宅で熱を測って37.5度以上ないという自己管理のもと入館時の検温をパスしているのです。

この様に当施設に入館しているすべての方が、警備室前での検温をしているわけではありません。

いくら自己管理の下とはいえ「本当に自宅で毎日検温してるの?」

と思ってしまいますよね。

まあその辺りは本人を信用するしかないので仕方ありませんが・・。

先日、警備担当の方に検温対応の事である事を確認したくて聞いた内容で驚く答えが返って来ました。

詳細は伏せますが、その内容は何のための検温か分からなくなるようなものでした。

それは、感染症予防対策の為の検温ではなく「当施設でそう決められているから・・」というような内容だったのです。

本来なら全ての来客が検温して許可された方のみの入館のはずが、例外を生むような指示があったのです。

確かにそこで大問題になるような事ではありませんでしたが、感染症を予防するには避けてはいけない様な事だったのです。

こちらとしてはそれ以上反論する事は出来なかったので、引き下がるしかありませんでした。

なぜ検温するのかという意識

施設で決められた事だから・・

というセリフは全く感染症対策としては優先させてはいけない事だと思います。

施設の決まり事以前に、世の中で対策されている方を優先させなければいけないというのに。

その時点でなぜ検温するのか・・という問題から外れていると相勤者の隊員さんと話しました。

「あの意見はおかしいですよね」

とお互い同じ違和感を感じました。

やはり、こういった組織は内部の決定事項の方が優先されるのだな、と。

もう検温なんて対応は完全に外向けのポーズなだけだなと思いました。

警備室で毎日検温対応のお願いをしている我々警備員は、本当に一生懸命やっています。

入館希望の方に細かく説明して、一人も漏れの無いよう気を使ってやっていたの云うのに・・。

今まで一人の感染者も出していないのが奇跡

この現場では今の所、一人として感染者を出していません。

まあ、熱を測っていない人が黙っていたらその限りではありませんが・・。

施設の従業員だけでなく、出入管理をしている我々警備員も誰一人として発熱も無く、体の不調を訴える人もいません。

警備員なんて、半分以上が年金を貰っている様な人ばかりなのに皆元気です。

このまま、誰一人感染者も出さずに収束してくれるとありがたいですね。

夏が終わり秋になるにつれて今後どうなるか分かりませんが、体には十分気を付けて過ごしたいです。

 

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