警備ロボットが登場すると失業者が増える

11月1日の警備の日に警備のロボットの発表のニュースを見つけました。特に真新しい物では無いですが、日に日にロボットが人に代わる未来が近づいているのか考えさせられます。社会の底辺なんて揶揄される警備業、最後の砦ともいえる業界にロボットが本格的に投入されたら、他に行き場のなくなってしまう多くの人たちはいったいどうなるのでしょうか。

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人手不足は解消されるが新たな問題が生まれる

警備業界は人手不足です。

それこそ入っては辞めの繰り返しで、離職率の高い業界でもあります。

 

そんな現状を打開する為に、AIを利用したロボットの導入が叫ばれているとかいないとか。

しかし確かに人手不足ではあるのですが、これは応募してくる人の人数に対して働く場所が多すぎるのではなくて、劣悪な職場環境やその労力に値しない給料が原因で人が定着しにくくなっているだけなのではないかと思います。

 

安い賃金で過酷な労働をさせる、という問題を解決さえすれば一気に人手不足は解消するだろうに「人がいないならロボットを導入して解決だ」という考えはちょっといただけないなと思いました。

 

別に技術が進化して暮らしが楽になるのは大歓迎なのですが、人手不足の問題を間違った考えで解決しようとするのは、更に違う形の問題が増えるだけの様な気がします。

最終的な行き場でもあるといわれる警備業界から追い出された人はどうなるのでしょうか。

お払い箱になる警備員はどんな人

この先ロボットが本格的に導入されて、各地の警備会社にロボットが導入されれば、どこの業者も人手不足から解放されるでしょう。

 

しかし、それは初めのうちだけで警備業界には人よりもロボットの方の数がどんどん増えていきます。

そうなると、今以上の警備員の人数も必要なくなっていきます。

ロボットは万が一増えすぎて必要なくなったとしても廃棄すれば済むかもしれませんが、人間はそうは簡単に行きません。

今まで警備員として勤務してきた人が

 

「うちの会社もロボット入れたから仕事は今月までです、お疲れさまでした」

 

なんて言われたらどうなるでしょうか。

警備業界は社会の底辺なんて揶揄される事があります。

どこの会社も雇ってもらえず、やっと小さな警備会社に雇ってもらえたのにロボットのせいで来月からは仕事が無い、当然就職活動してもどこも雇ってくれない・・。

 

この様になってしまう人は、今の警備業界には大勢いるのかもしれないのです。

もう警備の仕事しか働ける場所が無い、そんな人がロボットの登場で警備業界からも追い出されてしまうのです。

 

そしてロボットの登場で雇う人間の数を減らそうとした時、どんな人から辞めてもらうのかという疑問に対して簡単に線引きできる基準があります。

それは

 

「警備の資格を持っているかどうか」

 

という点です。

もしかしたら近い将来警備の仕事は国家資格である、警備業務検定保持者でないと仕事が出来ないかもしれません。

警備の仕事をやろうと入社する時に、検定試験を受けて合格者のみ採用・・なんて日が来るかもしれませんね。

となると、今資格を持っていない人はロボットの導入が本格化されるのと並行して切り捨てられるのかもしれませんよ。

施設か交通か先に滅ぶのはどっちだ

ロボットの導入で警備員という人間は今の半分も必要なくなるかもしれません。

自分の職場は、人間でないとできない仕事もあるから大丈夫、なんて思っていても意外な解決方法でロボットにとって代わる場合もあるので安心できません。

 

そしてそのロボットの浸食は1号警備と2号警備、どちらが先にやってくるのでしょうか。

建物の中がメインの1号警備は、防犯カメラやAIによる出入管理の簡素化などロボットにとって代わる要素満載です。

今行っている殆どの施設警備の業務は、機械化できると簡単に想像できるものばかりです。

もしかしたら、今後建てられるビルなどの建物はロボットやドローンが管理しやすい様な作りが主流になるかもしれませんね。

 

そして外での勤務がメインな2号警備ですが、これも意外と簡単にロボットにとって代わる可能性を秘めています。

工事現場や公道付近の出入り口などですが、ちょっとしたアイデア次第で旗を振る警備員さんを必要としなくなるでしょう。

 

1号も2号もどちらの警備業務もお金とインフラの整備次第で簡単にロボットに仕事を取られてしまうかもしれませんよ。

この技術の流れが一気に進めば、どちらの警備員も同時に仕事が減っていくのかもしれませんね。

50万人以上もいる警備員ですが、近い将来お年寄りの定年後の小遣い稼ぎの仕事ではなくなり、資格を持ったロボットを管理できる若い人の仕事になっているのかもしれません。

 

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