警備の出入管理、特に商業誌施設などでは立哨が多しいと思います。
また、病院の夜間受付や商業ビルなどの出入管理は座哨などが多いと思います。
今回は座哨時に使う椅子が壊れたお話です。
座哨の椅子が壊れた
椅子の油圧部分が壊れて、座ると座面が沈んだままになって戻らず受付けにいる警備員が前を見渡せなくなるのと、低くなったことで足腰に負担がかかるようになってしまいました。
椅子はクライアント側の備品になるので、壊れた事でクライアントには報告しました。
現在使用している椅子は、事務用の肘置きのついた椅子ですが、別に肘置きは無くても問題ありません。
それよりも、長時間座るので座面がある程度厚みのある、お尻と腰に負担の少ないという面を重視した椅子が欲しいです。
警備だからこれでいいだろ・・
とパイプ椅子を用意されたらさすがに変えて下さい、とお願いしに行こうかと思いますが・・。
立哨と座哨どちらが魅力的
立哨とは受付場所で決められた姿勢で立って来客をお迎えする行です。
警備員がじっと立っているさまは、一見物々しくみえます。
まあ、不審者は侵入させませんよ、という意思表示の意味もある場所では立哨は効果的でしょうね。
また座哨は立哨とは違い、オープンな感じで来客を受け入れる物件で良く見られるスタイルだと思います。
どちらも現場の環境に見合ったもので実施していると思います。
私はどちらのスタイルも経験していますが、立哨も座哨もどちらも良い悪いがあると感じました。
立ちっ放しは確かにつらいです。しかも決められた姿勢でいなければならないのはさらに苦痛です。
全く動けない、という程ではありませんが大変です。
しかし、座りっぱなしというのもまた苦痛なのです。
立哨ほど身動きが取れないわけではありませんが、2,3時間は椅子に座り続けるので腰にダメージがきます。
また睡魔との戦いが意外とすごかったりします。
引っ切り無しに入館者が来る現場はまだ良いですが、暇な現場ですとどうしても眠くなってしまう問題もあります。
ただしこの睡魔の問題は座哨の現場全てで起こりうる事ではないので今回は省きます。
このように、立哨も座哨も現場によってはどちらが魅力的かという事は全く違ってきます。
実際に現場に入ってみないと分からない、が正解ですね。
椅子の種類
で、今回この現場での座哨に使っている椅子が壊れました。
警備員の座哨という言う業務は、一般の事務職の人が座っている時間をはるかに超えます。
単純に3倍の時間、椅子に座っていると見てよいでしょう。
そんなに長い時間椅子に座って勤務するのですから、椅子の質は重要です。
肘置きや、背もたれなどの贅沢は言いませんが、せめて高さの調節機能や座面部分の厚み(お知りに負担の少ない)は重要です。
隊員の人数だけ座高が違いますし、長時間座る業務なのにパイプ椅子の様な座面部分が薄い椅子ですと、隊員全員から腰が痛くて座っていられない、と苦情がでます。
今回壊れた椅子は高さ調節と座面部分については隊員たちの要望をクリアしていたので、せめてこれと同程度の椅子を用意して欲しいものです。