クレームを貰いやすい警備員と貰い難い警備員にはどんな違いがあり何か気を付けている事はあるのか

先日、現場で勤務しているとある警備員が苦情を貰いました。以前から彼の普段の人に対する態度が気になっていたので、もしかしたらいつか‥と思っていたら案の定、クレームが入ったという事です。以前から態度を改める様、数回指導したのですが、人間そう簡単には何十年と通してきた性格は変わる事は無いのです。

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警備員としてクレームを貰いやすい人

以前から、その態度が気になっていた警備員が想像していた通り、クレームを貰いました。

事の成り行き次第では出禁もありうるのですが、現段階ではまだどうなるか分かりません。

 

この件は出禁になる様でしたら、その後の結末としてまた紹介しようと思います。

 

クレームとなった原因ですが、詳細は省きますが警備員であれば誰にでもありええる事です。

そして、警備員とはいえ全ての人がクレームを貰う訳ではありません。

 

今回クレームになった理由、そして今回のクレームと同じ様な苦情を貰いやすい警備員とはどんな人かというと、それは

 

「相手と円滑なコミュニケーションを取ろうという事を一切気にしない人」

 

です。

多くの警備員さんや一般の人は「率先して他人と揉め事を起そう」とは考えていないはずです。

よほど周りの人と関わる時、その時の自分の態度で、相手が不快に思うか思わないかそんな事どうでも良い、なんて考えている人はそう居ないのではないでしょうか。

 

その瞬間、相手が激高してケンカになるかもしれない、と考えると出来ればお互い何事も無く円満でいたいと思うはずです。

しかし、クレームを貰いやすい警備員さんはこの思考が普通の人と違う気がします。

 

今回の件もそうですが、普通の人が相手に取る態度とは違い、明らかに

「そんな態度取っていたら、相手が怒るのは当然だよね」

という態度を取っていたのです。

 

相手に話しかけられた時に、無愛想な態度を取ったり、ケンカ腰な言葉使いで返したり。

そして、この「ケンカ腰な言葉使い」というのは、どうやら本人にとっては「ケンカ腰な言葉」と思っていない節もある様で

 

「なぜ自分が悪いのか?」

 

とクレームを貰った際に、本人が気づいていない様な感じもします。

そう、クレームを貰いやすい警備員さんというのは、自分の取ったその態度や言葉遣いが

 

「相手を不快な気持ちにしている」

 

という事に気付いていないという事なのです。

クレームを貰わない人はこうしている

逆に、クレームを貰う事の少ない警備員さんもいます。

何年も働いてきて、一度もクレームを貰った事のない警備員さんも普通にいます。

 

クレームを貰う警備員さんからすると

 

「警備員なんて、社会的地位の低い仕事だから苦情があるのは普通、だから自分に苦情が来るのはそのせい」

 

と思っている警備員さんもいるかもしれませんが、決してそうではありません。

苦情が来るのは、警備員だからではなくそのひと個人のせいなのです。

 

苦情を貰わない警備員さんは、相手に対して「どうしたら相手を怒らせずに対応するか」と考えている人もいます。

後は元から接客業向きな性格のおかげで、上手く言っているパターンではないでしょうか。

 

相手を不快にする態度や言葉遣いを把握し、そうならない様な対応を日々心掛けていればクレームを貰う事は無いのです。

 

この点が、クレームを貰う人と貰わない人の違いだと思います。

警備員として求められている態度

長らく警備員として働いてきて、苦情を貰いやすい人と、良くクレームを貰う人を見ていると、相手を怒らせる態度や言葉遣いが明らかに違います。

クレームを貰いやすい警備員さんがこの点をしっかり理解できていない為、また元からの性格の為に間違いを繰り返すのです。

 

特に、高齢警備員さんの多くはこの差が大きい様に見られます。

サービス業の経験が少ない人ほど、お客さん側の経験が長く、いざ警備員の仕事を始めても、お客さん側の態度のまま警備員の仕事をしてしまうので、相手を気遣った態度が取れずクレームになるのではないでしょうか。

 

警備員として仕事をする時、先ほどもお話した通り周りからは「社会的地位の低い仕事」という見方をする人も多いと思います。

ネットなどでは「警備員はクズばかり」なんてもっと過激な言い方をする人もいるでしょう。

 

しかし、警備員全員がそんな人ばかりではなく、悪い面が目立つので全体も同じ様に見られているだけです。

業界内にそんな人がいるという事も十分承知しています。

 

サービス業でもある警備員という仕事で、その警備業に不向きな人がいるので悪く見られてしまうのは非常に残念な事ではあるのですがね。

 

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