施設警備員の鍵の管理は現場によって本数が大きく異なり数本の所や数百本の所があったりする

施設警備の現場ではクライアントから鍵を預かりかいs出しなどの管理をする事があります。これは現場によってもしかしたら無い所もあるかもしれません。そんな鍵の管理ですが、クライアントから預かる鍵の本数は大きく異なり、数本だけ管理している所もあれば、数百本預かっている現場もあるのです。

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クライアントから鍵の管理を任される

施設警備員は建物を管理しているので、クライアントからその建物の鍵の管理を任される事があります。

まあ、当然と言えば当然ですね。

 

建物には部屋があり、そしてその部屋に扉があれば鍵があるの当然です。

従業員が帰宅する時に施錠するのであれば、その鍵を24時間常駐している警備員に預けるのは当然な流れです。

 

もちろん警備員に鍵を預けるという事は、事前に契約を交わし鍵の授受簿に記載されている鍵のみ預かる事になっています。

その日にいきなり警備室へやってきて鍵を預けるという事は出来ません。

 

もしその鍵を紛失してしまっても、契約に無い鍵なのでたとえ警備員が紛失したとしても、クライアントと警備会社間で交わした契約に違反しているとは言えないと思います。

そんな鍵ですが、契約内で交わした鍵の本数は施設によって大きく異なっています。

鍵の本数は施設によって大きな差がある

今まで勤務してきた現場で、一番鍵の本数が多かったのは大型商業施設でした。

当時は一般隊員だったので、全ての鍵を網羅する事もなく、またすべての鍵を触る機会もありませんでしたが、隊長が定期的に全ての鍵の本数チェックをしている場面を見た時、ものすごい量の鍵を確認していたのを見た覚えがあります。

 

それこそ、数百本というレベルの話です。

現場で勤務する施設警備員が日常の業務で使用する鍵は、専用の鍵ボックスから取り出して使用していたので、その施設で勤務している警備員全員が数百本の鍵絵を把握しているわけではありません。

 

毎日の業務で使用する鍵は、クライアントの主要なカギと警備員が巡回する時に使用する鍵で、種類はそれほどありません。

それほどないと言っても、大型商業施設勤務の当時は、巡回で使用する10本近い鍵の束が5つ、クライアントなど使用頻度の高い部屋の鍵が10種類くらい。

クライアントの事務所などの鍵が数種類と、これだけでもかなりの本数です。

 

施設警備員が日常的に使用する鍵ボックス内の鍵の本数は現場によって大きく異なり、今の現場では鍵ボックス内で管理している鍵は総数で20本もありません。

しかも、警備会社に任されている鍵はこれが全てで、大型商業施設の時とは本数も大きく異なります。

 

施設警備員として勤務する時、配属される現場によってクライアントから任される鍵の本数は、現場によって大きく異なるので、本数の多い現場ではそれだけ責任も大きくなるのです。

カギを無くすと仕事も無くなる

施設警備員がクライアントから鍵の管理を任されるという事はそれだけ責任も大きくなるのです。

鍵を預かるという事は、その部屋の中にある資産の責任を負っているとも言えます。

 

また、クライアントから預かっている鍵の中には、マスターキーと呼ばれ、その鍵一本で多くの部屋の扉が開けられるという鍵もあるのです。

警備員が巡回時に使用する鍵が、そのマスターキーである場合が多く、巡回で使用するという事は持ち歩くという事なので、紛失には十分注意をしなければなりません。

 

その為、施設警備員の新任教育時に鍵を持ち歩く時は、キーケースに鍵紐などで結着し紛失を防ぐよう指導しています。

しかし、残念な事にその指導を守れずに鍵を紛失する警備員も居る様で、紛失してしまった場合、警備会社か警備員へ多額な損害賠償をされるか、もしくは現場を異動、または警備会社を解雇される事もあり得ます。

 

身近な警備員さんがこの鍵の紛失をやらかした事が無いので、実際にどの様な罰則を受けるのか分かりません。

しかし、巡察や現任教育の時などに会社から何度も「鍵の紛失」について厳重な指導を受けているので、施設警備員さんの多くは「鍵の扱いは丁寧に」という認識でいると思います。

 

どこの現場でもカギを無くすと「仕事が無くなる」と思っていると思いますが、あながち間違っている話ではないと思います。

日常的に使用する事で、鍵に関する扱いがついいい加減になりがちになってしまう事もあるかもしれませんが、その鍵に自分の生活がかかっていると認識し、日ごろから扱いには十分注意して欲しいものです。

 

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