施設警備員の装備品でもある防寒着は個人貸与と現場貸与で大きな問題点がある

施設警備員にはあまり関係の無い装備品に思える、防寒着。交通誘導警備員の方には必須な防寒着ですが、実は施設警備員にも必要な物なのです。そんな防寒着ですが、普通の制服と違って警備員全員に必要なものでは無い為に現場に数着しか貸与しない所もあるのです。実は個人貸与でない分、問題になる事も多いのです。

スポンサーリンク

施設警備に防寒着は必要である

施設警備員は主に建物の中で勤務しています。

現実はどうであれ、空調の効いた快適な職場環境での勤務な為に、装備品に防寒着は必要無い様に聞こえます。

しかし、実際は施設警備とはいえ特定の業務をするにあたっては防寒着は必要になるのです。

その特定の業務とは

 

「施設警備員による外周巡回」

 

です。この外周巡回は昼間でも夜間でも同じで、冬の時期であれば殆どの警備員さんが防寒着を着て外周巡回へ出発します。

というのも、施設警備員の着ている制服は室内での活動がメインの為に、生地が薄めになっています。

 

多くの警備会社で採用されている制服そのものが、もしかしたら生地が薄いのかもしれません。

長時間の活動を想定しているので、汗を吸っても乾き易い生地にしているのかもしれませんね。

 

そんな薄い生地の制服だけでは、さすがにでの巡回へ行くのは厳しいという訳です。

その為に、施設警備の現場であるにも拘らず防寒着が用意されているのです。

そんな防寒着ですが、現場ごとでちょっと問題になる事もあるのです。

防寒着の貸与先は個人か現場か

防寒着は主に、外周巡回者の為に用意されている様なものです。

しかし、厳密に云えば使い道は色々あるので、外周巡回者以外のモノは使ってはいけない、という訳でもないのですが。

 

そんな防寒着ですが、現場へ配属される施設警備員全員に貸与されるわけではありません。

これは私が経験した現場だけなのかは分かりませんが、いずれの警備会社でも個人貸与ではありませんでした。

 

現場によっては、施設警備とはいえ外のみの業務しかない現場もあり、その様な所では会社によっては個人貸与もしていました。

しかし、多くの大人数の現場では個人貸与はしないのです。

 

会社の経費の問題などもあるでしょうが、外周巡回時でしか使用しないものを、外周巡回のシフトに入っていない者もいます。

それならば20人もいる警備員全員へ20着も貸与するよりは、現場へ3着だけ貸与すれば経費の面が楽である事と、数が少ない分紛失の心配も減る事でしょう。

 

そして、現場側では仮に3着もあれば十分だったりもします。

私の経験してきた10人以上の施設警備の現場では全て、数着のみ現場へ貸与されたものを隊員さんたちで共用していました。

この現場へ貸与される防寒着は準備する数が少ない分、会社にとって良い事なのかもしれませんが、現場の警備員にとってはあまり良い事ではないのです。

個人か現場貸与の違いは大きな問題がある

現場へ数着のみ防寒着が貸与されるという事は、そこで勤務している警備員が外周巡回時に他の隊員さんも身に付けた同じものを着ている、という事になります。

 

人が着たものを身に付ける、という行為に抵抗のある人もいるでしょうが、その様な人は警備員の仕事はきついものになるかもしれません。

今回は防寒着に限ったお話ですが、備品を他の警備員さんと共用で使用するという場面は他にもたくさんあるからです。

 

そんな現場に数着だけ用意された防寒着ですが、これが個人に貸与されたものでないとある問題が発生します。

それは

 

「個人の所有物でないと管理が杜撰になる」

 

自分が貸与された制服などは、次も自分が着るために洗濯をする事でしょう。

しかし、共用で使用している備品に関しては誰も率先して自分から洗濯しようとはしません。

 

これは違う現場へ行っても同じでした。

防寒着がどれだけ汚れていても、誰も洗濯しようとはせず、汚い防寒着を毎回着続けていました。

以前、余りに見かねてある隊員さんにその事を話したら、洗濯を引き受けてくれお願いした事があります。

ここまでしないと誰も行動しようとしないのです。

 

個人で貸与されたものでは無く自分以外の隊員も使用し、汚れは自分の責任では無いというつもりなのか誰も無関心です。

恐らく

 

「誰かが洗うだろう」

 

という考えなのかもしれませんね。

現場に貸与された備品も、個人貸与された備品と同じ様な感覚で扱ってくれると良いのですがね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク