施設警備は現場によって夜間巡回のやり方や出発時間さらに携帯していくものが異なっている

施設警備の夜間巡回というものは、現場によって出発時間や回数、見回り方や携帯していくものが異なっています。夜間巡回なので夜中に行う業務には違いありませんが、時間一つ比べても20時に出発したり23時に出発したりと違いがあります。そんな夜間巡回の一例を紹介します。

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夜間巡回は現場によって違いがある

施設警備の夜間巡回というものは、現場によってみな違いがあります。

出発時間や施設内の見回り方、さらに見回る回数や巡回時に携帯していく物など現場の規則に従っています。

 

建物の構造が違うのでやり方が違うのは当然の事、その施設のクライアントとどのような契約で巡回をするのか決めているので違うのも当たり前ですね。

今までいろいろな施設の現場で勤務してきましたが、どれ一つ同じものは有りませんでした。

 

そんな中でも、大型商業施設の夜間巡回がどの様なものであったのか紹介しましょう。

大型商業施設の夜間巡回

大型商業施設の夜間巡回は、初めて警備員という仕事に就いた現場でもあります。

全てのものが初めて指導を受けたという事もあり、鮮明に記憶に残っています。

 

そんな大型商業施設での夜間巡回ですが、その現場では夜間巡回は1回だけでした。

これは夜間巡回が終了したのち、建物内の機械警備をセットする為、巡回以降はセンサーによる警戒状態で人による監視は無くなります

 

施設が広い為に、人による監視よりも建物内全てを監視できる機械警備の方が効率が良いのだと思います。

また巡回路も決められており、限られた時間内に広い建物内を効率よく見回る為だと思います。

 

そして巡回時に携帯していく装備品ですが、当時は懐中電灯に無線機、チェックリスト(バインダーにセット)などを身に付けて回っていました。

巡回時に各テナントの不備などをチェックし、翌日クライアントへ報告しその後、該当テナントへ通達される仕組みになっていました。

 

消灯や戸締り、更に火気点検などテナントの数が多くなるほど警備員の確認項目も増え、巡回に掛かる時間も増えます。

携帯品が増えると歩くのに邪魔になるので、備品などに肩掛け用の紐をつけ両手が塞がらない様にして見回っていました。

 

これらは現場によって異なるので、現場によっては一晩に何度も巡回があったり、携帯品が懐中電灯一つだとか配属先によって違います。

ラクな現場では火気点検も無ければ1回の巡回しかなく、所要時間も1時間以下、という現場も中にはあるのです。

基本的に一人で見回る

そんな夜間巡回ですが、どこの現場も一つだけ同じだった点があります。

それは

 

「巡回は警備員一人で見回る」

 

という事です。

昼間の巡回も夜間の巡回もどこの現場でも、基本的に警備員一人で見回ります。

これは巡回に限らず、警備員は業務を一人で行う場合が多いです。

 

どこの現場も警備員は必要最小限の人数で勤務しています。

その時に、各業務を複数人で行っていたら他の業務まで手が回りません。

 

よほどの場合は複数人で業務にあたる事もありますが、これは緊急事案等の時だったりするので、日常的な業務ではほぼ一人です。

業務を一人で行うので、研修などの指導を受けている期間中に、一人で実施できるよう身に付けておく必要があります。

 

施設警備員の仕事は覚えるまでは大変ですが、それさえ越えてしまえば後は毎日同じことの繰り返しです。

夜間巡回は夜中に一人で見回るので心細い事もあるかもしれませんが、1日でも早く慣れるよう頑張って欲しいですね。

 

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