警備業界の体質が古臭いのは現場で働く警備員の考えが古いのか業務改善をしてこなかった為のどちらか

施設警備に限らず警備業界は古いやり方を今でも行っている現場が多いようです。これは現場で働く警備員さんの考えが古いのか、それとも業務改善をせず今まで来てしまっているのか。今まで経験してきた現場では、業務で必要な備品や、建物の環境が変わった為にやり方も替えなければいけないのに、誰も何も改善せず、そのまま今日まで続けてきたという有様がいくつかありました。

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警備の現場の古いやり方

警備業に限った事ではありませんが、仕事をする上で古い考え方古い仕事ののやり方を続けている現場があります。

10年以上前に建物がリフォームされたのに、警備業務の方は10年前のやり方を変えずそのまま行っている。

 

また、世界でFAxを通信手段の前線で使用しているのは日本だけ、と揶揄される様に警備の現場でも、新しく便利な機器類があるのに20年以上前から使用している機器類を不便そうに運用していたり。

機器類を買い替える事をせずとも、警備室内に元からあるパソコンを活用すれば、今よりも仕事の効率が遥かに向上するのに「前からこうだったから」と誰も何もしない現場は多いのではないでしょうか。

長年いた警備員の考え方

この様に警備の現場で古くて不便にも拘らず、目の前に新しく仕事の効率も上がる機器類があるにもかかわらず古いやり方を変えない、という現場にはある共通点が見られます。

それは

 

「長年その現場で勤務している警備員が現場を仕切っている」

 

という警備員さんがいる現場です。

主に、高齢の警備員さんがその現場で10年、20年と幅を利かせている様な所は、この傾向が強く、新しいやり方に移行せず昔のやり方を続けている所が多かったです。

 

業務として必ずしも新しいやり方に変えなければならない、という事はありませんが、今まで見てきた業務では

「何年も前に対象になる構造物が無いのに、あった当時のやり方をずっと続けていた」

 

という無意味な業務を続けていたりしていました。

前からやっていた事だから、と思考停止な状態でいつまでも必要のない業務を行っていた物を、過去にクライアントと相談していくつか取りやめた事もありました。

 

長年その現場でやってきた業務は、現場の状況や環境が変わったのであれば、その都度クライアントや警備会社と相談して刷新しなければ、無意味な仕事を続ける事になるのです。

備品も業務も改善が必要

現場の業務を状況に合わせて改善するのと同じように、現場で使用している備品も新しい者へと変える必要があります。

過去の現場では、必ずFAXが置いてありました。

 

まあ、FAXは今でも多くの企業が現役で使用している所も多いので、何も警備業界だけが古臭い機器を使用しているわけではありません。

しかし、その警備室にはパソコンも置いてあり、やろうと思えばパソコン内でメール添付として相手に送る事も出来ます。

 

様々な書類もパソコンから印刷する事で、文字の潰れない複製を用意できる所を、ある現場ではコピーにコピーを重ねていたために、文字の潰れた書類を更にコピーして使用していたりしました。

その現場では速攻でパソコンで印刷できるように変更して、古い文字の潰れたコピー書類はすべて破棄しました。

 

この様に、事務などの備品なども古いやり方を続けていた為に、業務に支障が出てもおかしくない様な事を誰も改善しようとせず続けているのです。

それも昔からいる警備員さんが前からのやり方を変えようとしない為でした。

 

そもそも、昔からいる警備員さんというのは、往々にして高齢の警備員さんの場合が多いです。

高齢の人ともなると、新しいやり方、また新しい機器類の操作を身に付けられず、古いやり方をするしかない様です。

 

新しいやり方に変更すれば、前よりも仕事の効率が格段に上がります

しかも、古い業務に至ってはやらなくても良い事をしていたので、それを止めるだけで無駄な仕事が一つ無くなるのです。

 

以前から引き継がなければいけない仕事、というものがあるものに関しては引き継がなければなりません。

しかし、取りやめても良い業務や、備品を刷新する事で仕事の効率が上がるのであればクライアントと相談の元、積極的に変えていってもよいでしょう。

 

現場で働く警備員さんたちが、効率よく無駄のない仕事が出来る様に、現場の改善は必要なのです。

 

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