警備業界はいつでも人手不足

最近はどこの業種でも人手不足というのを聞きますが、警備業も同じように人手不足です。
しかも、警備業界は最近だけでなくだいぶ前から人手不足です。

なぜ、こんなにも人手不足状態が続くのかというと一つに社会的に地位の低い職業やそれに見合った賃金が支払われていない、のが原因ではないでしょうか。

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職を渡り歩いて、最後に流れ着いたのが警備というパターンです。

比較的に誰でも、すぐに始められるというのと業界の門が常に大きく開いているのが理由だと思います。

よほどの理由がない限り誰でも入ることが出来るので、どこも雇ってもらえなかった最後の手段。みたいな見られ方があるように思えます。

まあ、実際そうなのでしょうが・・。

ウチの隊にも、はっきいってどうしようもない隊員がいます。

出入管理中に、寝るな!

といっても、目を離すと寝ている隊員。

余計なことはするな!

と言っているのに本人が勝手に判断して問題を起こしたり・・。

普通の会社ならば、そんなことをしたらそこの職場にいられなくなるかもしれませんが、人手の少ない警備業では違います。

会社側から

「募集しているんだけど、入ってこないから我慢して・・」

と言われて、現場側ではほかの隊員に迷惑をかけながら今日も一緒に働くことになります。

警備業界は人手不足で誰でもすぐに入れるはずなんですが、今まで普通の会社で働いてきた人が、この色々な癖のある警備員たちに面食らって長居しなくて辞めていってしまう・・。という悪循環に陥っている気がします。

そういった面倒な隊員は自分の所業について、会社から特にお咎めがないので更に増長して勤務態度が悪化する・・。

私としてはそういった現場にはしたくないので、そういった人間はこの現場に長居させないように会社側に言って来たのですが、人手不足という建前で受け入れざるを得ません。

もう少し、警備業という職業が社会的な地位が向上して、それにつれて賃金も上がれば今よりも人が集まり、良い意味で人材の選り好みが出来ると思うのですが。

人事さん!もう少しまともな人を送ってきてください・・・!

 

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