減って行く入館証

施設警備の業務の中に出入管理という仕事があります。その出入管理の仕事の中で入館証(許可証)というものを発行していますが、この貸し出しや返却の管理が現場によってかなり違います。ちなみにウチは甘いです・・。

スポンサーリンク

入館証はその日に返すもの

入館証というのは、一般の人が入れないような施設内の後方に入るのを許可されたものです。

普通は営業時間のある施設に許可証を身に付けて入っても、営業が終わる頃には用事も済んで施設から退館します。

なので、入館したその日のうちに入館証も返すのが普通でしょう。

しかし今の現場はやや特殊なため、当日に入館証が帰ってこない貸し出しがあります。

前の商業施設では入館証の扱いが厳しかったので、19時以降に帰ってきていない入館証を貸し出した業者などには電話して、その日にわざわざ持ってくるよう催促していました。

なざそんなに扱いに温度差があるのか、商業施設は後方に入荷した商品などがある為、許可証の無い人物に入られては困るのです。

それでも厳しいからという理由だけでなく、用事が済んだら入館証を返すのはどこの現場でも同じことですね。

返却されなくてもクライアントは気にしない

今の現場では、当日に許可証を返さない人もいるわけですが、これはクライアント側も了承している事なので、問題のある事ではありません。

業者などの当日限りの用事の人は別ですが、施設内部の関係者で数日間用事のある場合での入館者の時は当日に許可証が戻ってくる事はありません。

この行為自体は警備にとって問題はないのですが、これが増えると警備側にとっても問題が起こります。

入館証が足りなくなるのです。

実際、先日も数日滞在されるお客様が何名か見えて入館証を出したのですが、

そのせいで、翌日に貸し出す入館証が足りなくなり予備の分を出すことになりました。予備は十分にあるので良いのですが、たくさん出した分警備の方で貸し出し中の管理をするのが大変になります。

入館証は当日返すもの

とはっきりしていた方が断然やりやすいです。

下手にいつ返しても良い、というような仕組みになっていると警備側に業務が増えて、未返却になってしまってもそのまま・・。という状態が当たり前になってしまいます。

クライアント側が入館証の未返却にそこまで厳しくないので、現状でもやってこれていますが、もしクライアント側の規則が厳しくなると今の貸し出しの仕組みでやれないのは目に見えています。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク