雨で制服がびしょ濡れでも替えは無し

久しぶりに雨の日がありました。春が近づくにつれて雪でなく雨が降る様になり、さらに季節のせいか風も強く吹いています。こんな時外周巡回へ行って傘を差さなかった為、制服がびしょ濡れになりました。会社は制服を1枚しか貸与してくれないので、風邪を引いてしまうかもしれません。

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巡回中に雨に降られる事は日常的

警備員が外周巡回中に雨に降られる事なんて日常的な事で、別に珍しくも無くなってきました。

特にそれほど巡回工程の長くも無い外周巡回になると、普通に雨が降っていても

 

「どうせ濡れるのは少しの間だから」

 

傘をさす事もしないで出る警備員さんも居たりします。

まあ、私もそんな中の一人でもあるのですが、今回の外周巡回時の雨降りはやや無理がありました。

 

季節的に雪では無く雨の日が多くなってきており、さらに風も強い日の外周巡回で傘無しは、さすがにびしょ濡れになりました。

雨が避けられる場所が何か所かあるのですが、全ての雨が避けられるわけでもなく、巡回路も正規ルートから外れてしまうので濡れるのは必至です。

 

しかもうちの会社は過去にも話したように、制服を1着しか貸与してくれません。

当直勤務の現場で制服が1着の身の貸し出しなんて、よほど現場で働く警備員の事を考えていないと思いませんかね。

洗濯して乾きが悪くても、その服を着るしかないんですよ。生乾きを着て、そのまま汗を掻けば、どこにでもいる

 

「臭い警備員」

 

の出来上がりです。

ここだけの話、自宅にはなぜか複数枚制服があり、生乾きを着る事は避けられるようになってはいますが、仕事場には替えの制服は置いていないので、もし、びしょ濡れになったら替えはありません。

替えの制服の無い警備員のツラさ

他の警備員さんも同様、なぜか制服を複数枚持っている人は居ますが、それは秘密です。

会社から特別に支給される人も居る様で、複数枚所持している人は意外といるようです。

 

しかし、現場にはほとんど替え様として置いている人は居ない様で、何かアクシデントがあり、制服が濡れてしまっても着替える事は出来ません。

 

警備員の方なら分かると思いますが、日中巡回やら空調設備環境の悪い場所で動き回っていると、しっかり汗を掻いてしまいます

そしてその汗は制服に着き、嫌な臭いを出すようになるのです。

勤務の都合上、当直勤務の次の日も引き続き仕事、という人も珍しくなく、そうなると前日に汗を吸った制服をそのまま着る事になるのです。

そしてその晩帰宅しても、翌朝からまたすぐ仕事なので、洗濯できるはずもなくそのまま当直勤務へと続く

 

「汗臭くならない訳がありません」

 

要するにその制服は1週間は洗濯無しで、ひたすら汗を吸い続けるのです。

着替えの無い警備員は何も好きで同じ制服を着ているのではありません。

会社が制服を貸し渋るので、仕方なく同じものを着るしかないのです。

 

そして今回外周巡回時に雨に降られて替えの無い制服を着続ける事になり、風邪をひくかと思いました。

やはり、勤務先にも替え様の制服をこっそり忍ばせておく必要があるのかもしれません。

着替えが出来ないので体調を崩しやすい

着替える制服が無いので、何かあってもそのまま同じ制服を着るしかありません。

今回はそのせいで風邪をひきかけましたが、多くの警備員さんも同じ様な状況にあるのかもしれません。

 

会社の経費の問題や、犯罪に使われては困るという理由で、制服をみだりに貸し出さない、という考えが現場にいる警備員の重荷になっているのです。

びしょ濡れでも同じものを着るしかない、という状況が多くの警備員の印象を悪くし、また体調を崩す原因になっているのかもしれないのです。

 

せめて、仕事中に制服を着替えたくなるような事があった時は、待機中であればいったん脱いで少しでも体を冷やさない様、また制服が少しでも早く乾く様な工夫をして欲しいですね。

一番の解決策は、会社が警備員一人一人に必要な枚数の制服を貸し出す事だと思います。

 

大きな警備会社であれば、ちゃんと貸し出ししてくれるのでしょうが、現場で働く警備員に厳しい会社や、制服の管理が上手くない会社ではこの様に1着のみの貸し出ししかないのです。

体調管理には十分注意して欲しいですね。

 

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