今現在、警備員の勤務についている方はご存知だと思いますが、警備という仕事に就く前に「新任研修」というものがあります。
この間、営業所の人と話をしたところ
「ただでさえ人手不足なのに、新任研修中に辞めていく人がいて困る・・」
とぼやいていました。そんなにあの研修が苦痛なのでしょうか・・。
座学で4日も出たくない
新任研修は警備の業務を行うにあたり、必ず受けなければならない研修です。
しかも、警備未経験者ですと30時間(以上)もの研修時間があります。
この30時間以上、という時間をだいたい4~5日(1日当たり6~7時間)に分けて受講します。
これ、傍から見ると非常に面倒くさいですよね。
一日でも早く働きたくて応募したのに、机に座って7時間の講習を4日もやると分かったら、
短気な人だと
「面倒くさいから、もういいや」
と、もう次の日から出て来なくなるのも分かる気がします。
研修期間は昼食が出る
たしかに、その新任研修中はお給料も出ますし、昼食が出るところもあります。
(今の警備会社はお昼時間にお弁当が出ました)
でもね、お勉強が苦手な人にとってはあの講習は退屈でしょうがないでしょうね。
別に難しいことはやらされません、むしろ逆に退屈とも言うべきでしょう。過ぎてゆく時間がとても長く感じる人もいるかもしれません。
私は施設警備2級の資格を持っていたので、本来なら新任研修は受けなくても良いのですが、今の警備会社の意向で受けることになりました。
個人的には、新任研修を受ければその警備会社のレベルが分かるような気がしたので、受ける事には抵抗はありませんでした。
うん、以前の警備会社よりちょっと下かな。というのがここだけの感想です。
現場に出る前の大事な準備期間
世の中の職業はたいてい、研修は現場でやるでしょうが、警備業務は現場ではなく営業所での講習が一般的です。
なので、現場も知らないまま警備業に関する勉強をするのが、普通の人からすると、とても面倒くさいものに見えてしまうのでしょう。
そういう意味では警備の新任研修はツライと言えるかもしれません。
まあ、現場に出なくてもお金も出て食事まで出る!とポジティブにとらえられれば楽しい!と受け取れるのでマイナスに考えずに1週間もない時間ですので楽しんでほしいと思います。