館内の必要な照明と不必要な照明を警備員は把握して入り切り出来なければならない

施設警備員はその建物内にある照明の管理もしています。開店時に点灯する照明や閉店時に消灯する照明など、どこを点灯させどこを消灯するのかと。そして夜間の巡回中も、不必要な照明がついている時は消す、というのも警備員の仕事なのです。そいいう意味では、いつどんな時にどこの照明が点いていてよくて、また点いていてはいけないのかという事まで知っておかなければなりません。

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警備員なのに照明の管理が出来ない者

施設警備員は照明の管理を任されている場合が多いので、何時になったらどこの照明を点灯させる、またな時になったらどこの照明を消灯させる。

といった、業務を日常的におこなっています。

 

しかし、全ての警備員が日々失敗する事無く管理できているかと云えばそうでもありません。

今の現場でも、点灯するべきでない照明を点けてしまっていたり、消灯するべき時間になっても消すのを忘れてしまっていたりと警備員でもやらかしてしまっている人もいるのです。

 

それでも彼以外の警備員さんはこの様なミスを目立つほどしてはいないので、普通はそう何度もする様な事ではありません。

毎日する業務なので、そう何度もやらかすような事ではないのですが、彼のように何度もやらかしてしまうのは、ある意味珍しいのかもしれませんね。

昼勤のみの警備員は一切把握していない

毎日の業務にも拘らず、何度も指摘されてもまた忘れた頃にやらかしてしまうのは問題ですが、それほど難しい事でもないのに同じ失敗を繰り返すのは、その仕事に対しての注意力が無いのが原因なのでは、と彼を見ていて思う時があります。

何度言われても片づけが出来ない、だとか瞬間的な情報をまとめられないなど彼の日ごろを見ているとそんな感じがします。

 

いっその事、彼以外の隊員さんに仕事を任せても良いのではと思った事もありました。

しかし、この業務は昼勤のみでしか出勤していない隊員さんでは時間的な問題で不可能です。

照明を管理する時間帯は、夜間から早朝に行うので、朝から出勤してきて夕方には下番してしまう日勤者には頼めません

 

当直勤務者にしかできない業務なので、やはり彼には引き続き照明の管理を頼むしかありません。

今まで彼を見てきて、程度は小さな事ですがいくつかの失敗はなかなか治りそうにないので、今後も何度も指摘していくしかないのでしょう。

大型の施設では照明の管理も大変

過去に商業施設で勤務していた時、そこでも照明の管理は警備員がしていました。

大型商業施設にもなると、照明の数も相当ありそれこそスイッチが100個以上あった覚えがあります。

 

このスイッチを時間になったら全部点灯させたり、時間帯によっては特定の一部のみを入れたり消したりと様々なパターンがありました。

そこの現場での照明の管理は、当直責任者が入り切りをしていたので、そうそう失敗する事はありませんでした。

 

日も浅い新人警備員や、日勤のみの仕事しかしていない様な、照明管理にあまり詳しくない隊員さんが触るような事はありませんでした。

更に、当直責任者の任も隊長に認められないと余程任せられる事は無かったので「失敗する」という事は殆ど有りませんでした。

 

まあ、商業施設という現場は、警備員が失敗するとクレームがすぐに入り、営業所から人事が謝りに来るので責任のある仕事は、いい加減な人にやらせる様な事はありません。

そう考えると、商業施設以外の現場に就いてからは、そこまで認められた人物にしか特定の仕事を与えない、という事は無いので先の様な失敗も度々目にする様になったのかもしれませんね。

 

こんな人手不足が続く様な業界では、人を選んで仕事をさせるのは贅沢な事なのかもしれません。

 

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