ウチの現場には体重が100キロ近い人が数人います。身長が2m近いのならバランスも取れているので良いですが、170cm以下で100キロは世間で言う所の「太っている人」の範囲の隊員さんです。この人たちは他の隊員さんに比べて巡回時間が遅いです。太っているのは悪くありませんが、そのせいで巡回時間が遅いのは問題あります。
巡回時間内に帰着できない
先日、相勤者の隊員さんが巡回時間内ぎりぎりで警備室へ戻ってきました。
この隊員さんはこの現場に何年も勤務している方で、仕事もしっかりした方です。
ですが、いざ巡回になると他の隊員さんよりも時間がかかり帰着するのが遅いんです。
他の隊員さんが細密巡回に2時間ある所を、2時間以内に戻ってこられるのに、この隊員さんは2時間ぎりぎりで帰着します。
これは巡回を丁寧に見てくるから遅いのではなく
「太っているから遅い」
のです。
以前、巡回から帰着する時間が遅い理由を
・太っているから見回るのがキツイ
・キツイが故に立ち止まって休憩している
と、自分で告白していました。
それならば見回りの効率を人よりも上げて、立ち止まって休憩しても他の隊員さんと同じような時間で戻ってこられるよう努力すべきです。
そもそも立ち止まって休憩するのがかなり時間ロスに繋がっていますね。
歩くのが遅く立ち止まって休憩する
細密巡回時に立ち止まって休憩する・・
これは別に悪い事ではありません。
2時間かけて建物内をずっと歩き回り、階段を上り下りし続けるのは中々大変です。
慣れてくれば30分は短縮できますが、それでも1時間以上歩きっ放しはキツイですね。
そこへ体重が100キロ近くもあるような人が、他の人と同じようなペースで巡回をこなすのは難しいでしょう。
巡回は早く帰着するのが目的ではないので、別に早いから良いわけではありません。
しかし、施設警備員は与えられた時間があり細密巡回の時間の後にまた次の業務が控えています。
その時間が過ぎてしまうと、その先の行が全てずれてしまうのです。
なので、人より太っていようが時間内に戻ってこなければいけないのです。
立ち止まって休憩しても良いですが、時間内に戻ってこられるよう休憩した分は他で挽回しなければなりません。
ひとより効率よく見回り、一息つきながら見回る・・
これなら誰も文句は言いません。
それが出来ないのなら、痩せて体を軽くするしかないでしょう。
痩せるのが一番の解決策
一番良い解決策は、痩せる事です。
肥満は大病の元です。
一般の人が太っていても体を悪くする要因しかないと思います。
ウチの隊には数人該当する人がいますが、もれなく間食や運動不足の傾向が見られます。
まあ、自分自身お腹周りが多少気になるので他人事ではないのですがね。
警備員の仕事をしていると、食べ過ぎと運動不足が目立つと思います。
意外と警備員の仕事は体を動かさないんだな、と感じますね。
いや、もしかしたらこの現場に限っての事かもしれません。
なにせ出入管理は座哨ですし、細密巡回も当直勤務でたった2時間しかありません。
現場によっては勤務していて痩せる現場もたくさんあると思います。
少なくともこの現場では食べ過ぎに注意するのと、運動不足の解消をしなければいけませんね。