ウチの現場に施設警備業務検定の資格を持った隊員さんが何名かいます。その隊員さんの他にも資格のない人も・・その中から優秀な警備員は誰と問われる時、はっきり言って資格の有る無しは関係ないのです。
資格持ちの警備員の知識
ウチの現場には私を始め、2級や1級の施設警備業務検定の資格を持った警備員さんが何名かいます。
現場の規模からすると、配置基準も無いのに資格を持っている警備員の人数は多い方だと思います。
現場の約半数は1級か2級の資格を持っているので多い方ではないでしょうか。
そんな資格持ちですが、彼らの施設警備に関する知識はやはりしっかりしています。
警備員としての経験はもちろんありますが、検定を受ける際の講習は施設警備員としての基本を学ぶにはとても良い経験です。
検定に合格出来なかったとしても、この講習を受けたかどうかで講習を受けていない警備員さんと大きな差が出来るのです。
ここの現場にはその講習を受けた警備員が半数おり、そしてその検定に見事合格しているのです。
資格なしの警備員の知識
残りの半分は資格を持っていない警備員さん達です。
この資格を持っていない警備員は高齢の警備員さんが多いです。
中には資格を持っている60歳以上の警備員さんもいるので、一概に高齢者全員が所持していない、という訳でもありません。
しかし資格の無い殆どの人が年金受給者です。
謎そうなったのかというと、本人たちが受ける気が無いからです。
会社としては年齢に関係なく受講案内はしていましたが、受けたが落ちてしまった者や年齢を理由に辞退した人など様々です。
せっかく警備員の仕事をしていて、国家資格を受ける機会を与えてくれたのに断ってしまうのは勿体ないですね。
警備が者としても受講人数にも限りはあるので、次また案内が来るか分からないというのに・・。
社内でも受講したい人間はたくさんいるので、声がかかった時に受けておけばよかったのに。
まあ、そんな中でもそれほど難易度が高くない警備業務検定の講習を受けて落ちてしまった年配の警備員もいるので、その年になって勉強するのは苦痛であったのかもしれません。
そして資格が無い警備員でも、現場の経験が長いと経験の浅い資格を持った警備員よりも意外と優秀であったりもします。
実際この現場にも、資格はないが資格持ちと同等な知識を持った隊員さんがいるのも事実です。
資格を持っているのに自分で改善しようとしない
そして今うちの現場で困った資格を持った警備員がいます。
それは
資格があるのに自分から現場を改善しようとしない警備員です。
知識も経験もあるのに自発的に業務の改善をしようとせず、指示待ちな警備員がいるのです。
自分では実行しないで人に「〇〇やっておいて・・」と偉そうに言うのです。
「自分でもできる事なんだから、人にやらせないで自分でやれよ」
と思う様な発言が多いのです。
資格もあり経験もあるのですから、人にやらせずに自分で業務改善できるはずなのですがいつも偉そうにしています。
反対に資格が無いのに日々業務改善の事を考えて、実行している警備員がいて、こういった人こそ資格を持つのにふさわしい・・と思う人もいるのです。
いつも偉そうにしている資格持ちの警備員・・。
そのうち他の隊員さんから苦情が出てきそうでやや心配ですね。