手すりや壁にもたれる施設警備員

施設警備員は建物の中で勤務しています。建物の中という事は警備員の近くには壁や手すりなど掴まるものや、もたれかかる事の出来る物が近くにあるのです。巡回で歩いている時や立哨している時に、疲れたからと言ってもたれかかるのはマズいですよね。

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壁や手すりが近くにある事

施設警備員として今までやってきて、交通警備員の方々は本当に大変だと思う事の一つに

 

立ち眩みなどした時に、もたれかかる壁がない

 

事です。

先日、立哨中にふと「ふらっ」とした事がありました。

寝不足で立哨していた時に、ぼんやりしていた瞬間に大した程の事ではありませんでしたが、一瞬だけ体が揺れました。

その時に壁に手をついたのですが後になって、外での立哨だったら手を添える場所なんてなくて、しゃがみ込むしかなかっただろうな・・と。

 

外の立哨というと、交通警備の方を想像しますが、彼らはこういった時、目の前を車が通り過ぎたりする現場でどのように対処しているのか色々考えてしまいました。

 

今回、丁度立哨していた場所が壁際であったので、手をついたのが建物の壁でしたが、近くに手すりなどがあったらその手すりに摑まっていた事でしょう。

しかし、その瞬間警備員が手すりに摑まっているのを目撃した一般の人が

 

「警備員が仕事中に手すりに摑まってサボっている」

 

なんて誤解をする可能性もないとも言えません。

立哨中に壁にもたれる理由

以前、商業施設の現場で開店時に、新人の警備員が壁にもたれてお客様を迎え入れていた事がありました。

 

その時は一緒にいた先輩警備員がいたので、お客様の目に触れる前に矯正されていました。

 

警備員が仕事中に壁にもたれるなんてとんでもない事ですよね。

こういったクレームにつながる行為は、経験のある警備員の方なら十分承知している事と思いますが、新人の警備員や異動して間もない警備員の方などは「何をするとマズい」という事が分かっていません。

 

そんな中でも、今回急に来た体のふらつきを、壁に手をついてもたれかかる事で防いだ行動が、サボっている様に見られやしなかったかという心配がありました。

実際、それほど人通りもありませんでしたし、壁にもたれかかった時間も一瞬であったので心配するほどの事でもなかったと思います。

 

ただ、警備員としてクレームが入る行為の一つの行動を一瞬でもした事で、交通警備員の方の苦労や、過去の壁にもたれかかった新人警備員の事が頭に浮かびました。

立ち仕事は大変ですよね

立ち仕事は警備員以外でもたくさんあります。

商業施設であれば、テナントの従業員。同じような受付の仕事をしている案内所のお姉さん。

立ちっぱなしの工場などでの作業員の方・・。

これ以上私の思いつくよりもっとあるでしょう。

 

そんな立ち仕事での苦労話は、仕事の数だけあると思います。

警備員として立哨する時もいろいろな規則がありますよね。

 

その現場ごとの規則を守りつつ、お客様に失礼のないように注意する事はごく当たり前の事です。

しかし、体調不良などでめまいや立ち眩みなどで倒れそうになった時は、倒れてケガをしない様、安全な姿勢が取れる様にしましょう。

その時に、壁や手すりに摑まる必要がある時は遠慮なく体を支えましょう。

 

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