施設警備員として勤務してきて、あの時ほど過酷だったと思う様な仕事はあれ以降ありませんでした。それは大型商業施設での夜間巡回です。夜間に見回るのは1度だけですが、その1度の巡回が3時間はかかろうかというほどの重労働です。特に夏場の巡回は途中で水分補給しないと脱水症状で倒れてしまうのでは、と思うほどでした。
施設警備員の夜間巡回
施設警備員は夜間巡回という業務があります。
これは多くの施設警備員の方なら経験があると思います。
そして配属された現場によってこの業務は大変さが異なるのです。
1回の見回りが30分~1時間程度で数回巡回する所があれば、1回の見回りだが3時間かかる所など様々です。
過去に大型商業施設の現場で勤務した時は、一晩で1回の巡回だが3時間かかる様な所でした。
閉店して従業員も帰宅した誰も居なくなった建物内を、警備員一人で3時間かけて見回るのです。
この時、戸締りや火の後始末などの不備が無いか見回り、必要であれば見回りをした警備員が処置をするのです。
どこのテナントも戸締りや火の後始末が毎回しっかり出来ているわけではなく、警備員が見回っていなければ不審者が侵入したり、火災が発生していたかもしれない所をカバーしているのです。
そんな夜間巡回ですが、今までの夜間巡回で見回りの途中で水分補給しなければ脱水症状になっていたかもしれない、という現場は過去においても一つだけでした。
見回りは1度だけだが重労働
夜間巡回で水分補給が必要だった現場は、大型商業施設の夜間巡回でした。
当時の現場は1回の見回りで3時間を要する様な広い所で、配属して慣れていない警備員さんだと、この時間はただひたすら歩きっ放しな状態となります。
1年も続けていれば2時間くらいまでには短縮出来るかもしれませんが、それでもその間は歩きっ放しなので、慣れてくれば来るほど無理をせず途中で一息ついて休憩する人も出てきます。
そんな巡回でしたが、まだ1年未満で夏の場での夜間巡回時に、脱水症状になるかもしれないと思った事がありました。
一人で見回っているので、自分のペースで見回る事が出来るのですが、少しでも早く見回ろうと必死になってい所、余りにも体がつらくなり、フードコートにある水飲み場で一息つきました。
あの時、もしそのまま続けていたら恐らく脱水症状になっていたと思います。
あれ以降、フードコートエリアに来た時に、一旦一息ついて水を飲むようにしました。
冬場は水を飲む事をしなくても良かったですが、夏場は館内も暑く汗も大量に出るので、水分補給をしないと巡回も後半になる頃にはバテバテになってしまいます。
後で知った事ですが、他の隊員さんも夜間巡回時はフードコートエリアで水分補給をしていたそうです。
同じ業務をして同じ様な回り方をしているので、脱水症状になるかもしれない条件は皆同じです。
施設警備のキツイ夜間巡回は?と聞かれると、今でもあの当時の大変な巡回を思い出します。
これまでにいろいろな現場の夜間巡回をしてきましたが、あの大型商業施設の夜間巡回以上につらい巡回はありません。
3時間も歩きっ放しというのは、重労働でありその為に体力も付きます。
体力が間違いなくつく仕事
あの当時の業務をこなしていた時は、それなりに体力も付いていたと思います。
1日おきではありますが、当直勤務に入ってひたすら歩きっ放しの仕事をしていれば、年齢的に若かったとしてもずっと体を動かしている事になるので、ある意味健康だったと思います。
まあ、その分食べる量も多かったので、激やせしていたわけでもありませんがね。
施設警備員の仕事は、現場によっては1日中イスに座りっ放しで、巡回すらしない業務もあります。
そうかと思えば、1日中歩きっ放しで殆どじっとしている事の無い現場もあります。
一言で「施設警備員だから重労働だ」という訳ではなく、配属債の勤務形態によっては非常にラクな所もあるのです。
しかし、夜間巡回で長時間歩いて仕事をする現場では、間違いなく体力の必要な職場であり、そして数か月も続ければ誰でも体力が付く仕事でもあるのです。