自分の配属されている現場の従業員の人の顔と名前どれくらい把握していますか。私はてっきりウチの隊員たちも私と同じでなくても半分以上は一致していると思っていました。しかし数人の隊員に聞いてみるとそれはひどいものでした。
この現場は従業員の数が結構いるので、全員までは把握できていなくも仕方ないと思っています。
しかし最低限知っていなければいけない人もおり、どの人が何という名前でどの役職・・と知っていなければ警備員として業務に差支えの出る時があります。
ですがその警備員本人が差支えを気にしなければ、その人が誰なのかを知らなくても済んでしまう事があるのも事実です。
要するに努力して覚えなくても何とかなってしまうのです。
ウチの隊には私が期待する警備員と、どうでもいい指導をあきらめた年配隊員とに別れています。
今回ショックだったのがその期待する警備員たちが従業員の顔と名前をあまり把握していなかった事です。
どうでもよい年配隊員たちは、さすが10年近くいるだけの事はあり主要な従業員の顔と名前は把握できています。
これだけは彼らを唯一認める事の出来る事ですね。
で、今回4月になって従業員の方たちも異動があり部署間での辞令が出たようなのですが、これがウチの隊員たちと話しても
「え、その人って誰ですか?」
と言われる始末・・。私もその2年以上いる隊員に対して
「え、その人知らないの?前から居るのに・・」
という会話になった時は少々落胆しました。
ここに配属されて数年も経つのに、しかも期待している隊員からその言葉が出たので・・。
警備員としての、施設警備員としての知識と業務に対する姿勢はあの年配隊員達なんて足元にも及ばないのに、現場のクライアントの顔と名前を把握しきれていないのは驚きです。
やはり自分が配属された現場で働くには、そこのクライアントの事も良く知っておかなければいけないと思います。
意外と知らなくても何とかなってしまうような現場では、それ以上に気を使って指導していかなければならないんだな、と思い知らされました。
現在、日々その指導を実行中です。