たった1日休むだけで収入が10,000円近くも減ってしまう警備員は1日だけとはいえ簡単に休めない

警備員の多くは時給換算で仕事をしています。そうアルバイトの様なものです。よほど大きな警備会社でもない限り、1日当たりの給料を出勤した日で計算しています。という事は、1日でも仕事を休んだら休んだ分だけ収入が減るのです。少しでも多く稼ぎたい人にとっては死活問題ですね。

スポンサーリンク

警備員は時給計算で働いている

警備員の多くは、時給計算で給料を貰っています

求人などを見ても「1日、10,000円」などと掲載されていたりしますが、あれは10,000円を8時間で割った時に、1,250円という時給だからです。

 

社会人の多くは基本給があり、1か月で20日程度勤務し、その他さまざまな手当てがついており、単純に時給だけの給料ではないと思います。

中には警備員でも基本給で計算し給料を貰っている方もいるかもしれませんが、何十万人といる警備員の多くが時給計算での給料なのではないでしょうか。

 

そんな、大多数の警備員の給料は、たった1日でも仕事に出るか出ないかで給料が変わるのです。

 

今までの現場でもそうでしたが、自分の出勤日に病欠などの理由で仕事を休んだ時、誰かが代わりに入ってくれる時があります。

とても有り難い事なのですが、後日かわりに仕事に入ってくれた人に

 

「今度代わりに仕事に入りますよ」

 

と持ち掛けても断られる事がありました。

休めばそれだけ収入が減る

自分の都合で突然仕事を休んだ際に、誰かが代わりに出てくれた事で、その時に迷惑を掛けたという思いで交代を申し出たのに断られたという事です。

このパターンはどの警備員さんにもあるという事ではなく、交代を申し出て断った警備員さんは実は

「たくさん稼ぎたい」

タイプの人なのです。

 

1日でも多く出勤して、少しでもたくさん稼ぎたい。

この様に思っている警備員さんも少なくありません。

しかし、その現場での勤務表はある程度バランスよく作られている事もあるので、稼ぎたいと思っている人は物足りないと感じる事もあるようです。

 

そんな時に、突然仕事が入って来たにもかかわらず、仕事を振られたその警備員さんにとっては、収入が増えるという願ってもない出来事だったのです。

もちろん快く引きくけましたし、後に「あの時に借りを返すので交代しますよ」と言われても交代したいとは思わないでしょう。

 

これがもし、誰かの穴埋めとして嫌々仕事に入る様に言われた人なら、交代の申し出に快く答えた事でしょう。

この様に警備業は1日でも仕事を休むと、10,000円近い収入が無くなってしまう仕事です。

 

収入にこだわりを持っている警備員さんにとっては、1日でも休んでなるものかと思っている人もいるのです。

1日でも多く働きたい人とそうでない人

軽い体調不良位なら平気で仕事に出て来る人もいれば、ちょっとダルイだけで仕事を休む人など、警備員の仕事をしていると様々な人がいます。

 

これらの警備員さんたちの違いは、稼ぎたい事を優先していてるか、そうでないかという事です。

収入はそれなりにあれば良い、という人と今の給料だけでは生活できない、だから1日でも多く仕事に入って稼ぎたい、という人です。

 

確かに重大な病気にも拘らず、それを隠して仕事に出て来る事は許容できませんが、周りに迷惑を掛けない程度に頑張って仕事に出て来る事に関しては責任感もあり立派だと思います。

それとは反対に、ちょっとした事で仕事を休んで他の人の休日が無くなる事になっても、休む人は休みますし、前回代わりに出たのだから交代するよう頼んでくる人もいます。

 

仕事よりも休みの日を優先する人は、少しでも仕事の日数が少ない方が良い、と考えているのです。

警備員と聞くと一見、誰もが1日でも多く仕事に入りたい、という人ばかりと見られているのかもしれませんが、警備員一人一人に事情があり、たくさん稼ぎたい人もいれば、1日でも休みが欲しい、と考えている人がいるのです。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク