警備員という仕事は病欠で休もうなら収入が減るので風邪をひいても無理して出勤する人も居る

警備員という仕事をする様になって周りの人が頑張って仕事に出る、という場面をよく目にします。例えば風邪をひいても軽度であれば無理をしてでも出勤する人も居ます。というのも警備員という仕事は出勤しただけ給料が貰えるので、逆をいえば休んだらその分収入が無くなるからです。

スポンサーリンク

警備員の給料は日雇いと同じ

警備員の給料は基本的に、出勤した分だけ貰えるという所が大多数だと思います。

中には基本給として分けられており「1か月に最低これだけは貰える」なっている会社もあるかもしれませんが、今まで経験した警備会社では基本給での契約はありませんでした。

 

その為、今回ここでは出勤した分だけ貰える「日雇い」ともいえる賃金の支払いのパターンを紹介しています。

警備員の多くは仕事に入った分だけ給料が貰えます

 

1日〇〇円で、10日出ればその10日分だけ、30日出れば30日分の給料という具合です。

それが時間給なのか、1日〇〇円という決められた金額なのかは警備会社によって異なります。

 

このパターンは施設警備では契約の続く限り職場が存在するので、安定した収入を得られます。

ちなみに平均して約20日前後の出勤日数となります。

 

しかし交通誘導警備の場合は、繁忙期と閑散期がある様でその月によって仕事が沢山あるかと思えば、先月よりも半分しか収入が無いなんて話も聞きます。

警備員といっても、稼ぎ方にこの様な差があるので「稼げる・稼げない」と一言でいってもどちらの警備の事を指しているのか、でも意味は大きく変わってきます。

 

休んだ分だけ収入が減る仕組み

警備員の稼ぎ方が、仕事に入った分だけ増減するとなると稼ぎたい人にとって欠勤は無視できない問題です。

休んだら日数だけ稼げるチャンスを失っているわけですから、1日でも多く働きたいと思う人も少なくありません。

 

本来なら基本給というものを設けて、最低限の賃金が出る様にして欲しいのですが、警備業界でそれを実施してしまうと、先ほど話した通り交通誘導警備業務の閑散期でも、ほとんど仕事に出ていないのに給料を支払う事になってしまいます。

多くの警備業者がギリギリで運営している中、それでは瞬く間に倒産してしまうかもしれませんね。

 

なので、会社側としては仕事に入った日数だけの賃金しか払わない様にしたのではないでしょうか。

まあ経理に関してあまり詳しくないので、もしかしたらこんな単純なものでもないのかもしれませんが・・・。

 

そう言う事となると「少しでも稼ぎたい」と思っている人はちょっとした事では仕事を休もうとは思わなくなるのです。

無理をしてでも仕事に出る

まず稼ぎたい警備員さんの場合、実際にあった事ですが多少の風邪程度では普通に仕事に出てきます。

 

中には38度以上の熱があっても仕事に出てきて、薬を飲みながら出入管理業務をする人も居ました。

まあ、インフルエンザなどで強制的に仕事を休ませる事でもない限り彼らを止める事は出来ないでしょう。

 

願わくば、その風邪を他の人に移さないでくれよ・・・という思いのみです。

 

仕事に出ないとお金が貰えないという契約は、無理をしてでも仕事に出る、という人を生んでしまうのです。

本来なら誰かほかの人に仕事を頼んで全快するまでは自宅で療養する所が、無理をして出勤するというのは周りの人にも迷惑ですし、体調が悪化する可能性もあります。

 

まあ勤怠管理をしている立場からすると、無理をしてでも仕事に出てきてくれるというのは、ここだけの話有難い事なのですがね

 

警備のしごとのトップページ

 

スポンサーリンク