施設警備員として何年くらい働いたらベテランと呼ばれる様になるのでしょうか。ベテランの警備員、という基準は何もありません。せいぜい警備員の資格を取得したらベテランと呼ばれるかもしれませんが、資格取得が特にそういった基準となっているわけでもありません。資格を取得していなくても十分ベテランと呼ばれる警備員さんは大勢いるのですから。
警備員がベテランと呼ばれるまでの年数
どんな仕事にもベテランと呼ばれる人は居ます。
警備員も同じ様にベテランと呼ばれる人は何人も居ます。
そんなベテランですが、どのくらいその仕事をする事で呼ばれる様になるのでしょうか。
一般的に3年も一つの仕事を続ければ、大体の事は把握できる、と言われたりしますが、警備員の仕事も同じでしょうか。
残念な事に警備業界では、3年働き続けても誰もがベテランになれるわけではありません。
むしろ3年経ってもポンコツ警備員のまま、という警備員さんの方が多いのかもしれません。
一般の仕事もそうですが、やる気のない人が何年仕事を続けてもベテランになる事は無いでしょし、そういう意味では何年経ってもベテランの域に達しない警備員さんが多いというのは「やる気」の無い人が多いのかもしれませんね。
資格を取得してもポンコツ警備員は存在する
警備員の質を表す一つに「警備業務検定」というものがあります。
これは警備員の国家資格であり、この資格を取得している人は、警備員の業務を一定水準を満たしているという事を保証しているとも言えます。
多くの警備員さんで、この警備業務検定の資格を取得している人は確かに警備員として一定水準を満たしていると言えるでしょう。
しかし、今まで仕事をしてきた人で、この警備業務検定の資格を取得している警備員さんにも拘らず「やる気」を感じさせない、また日常の業務でとても資格を取得し、周りのお手本になるとは思えない様な人も居ました。
そう、警備業務検定の資格を取得していても、ポンコツ警備員と呼ばれる人はある程度存在するのです。
その為、警備業務検定の資格を取得していても、必ずしもベテランとは限らないのです。
仕事中に毎回居眠りをする、お客様に対して満足な対応が出来ない、身だしなみに気を遣わずだらしない・・
挙げたらキリがありませんが、資格を持っている事がベテランと呼ばれる事とイコールではないと云えるのです。
そう、資格を持っていなくても資格を持っている人よりも知識も経験もありよほど彼の方がベテランと呼ぶにふさわしい、という人も居るのです。
仕事に対してどれだけ前向きか
ベテランと呼ばれるまでに年数は関係無い様な気もします。
10年経ってもポンコツな人は居ましたし、1年未満で現場の業務を全て把握してベテランと呼ばれる域に達する人も居ます。
警備員は特殊な業務も多く、なかなかベテランと呼ばれるまでに時間が掛かる現場もありますが、そのひと個人がどれだけその仕事に対してやる気を見せ、吸収するかで違いが出るのだと思います。
日々の仕事をただ何となくこなしている警備員さんの場合は、5年経っても10年経っても何も変わりませんが
毎日常に新しい事を見つけ質問し身に付け実践している警備員さんは、3年も経たない内に周りから頼られ、周りもベテランと認める様になります。
自分から行動しない人は何年経ってもベテランと呼ばれる事は無く、常に新しい事を求め行動する人は自然と周りがベテランと認める様になるものだと思います。