施設警備員の巡回で報告するべき事

ウチの施設警備の細密巡回では警備室に戻ってきた時に、〇〇を報告する・・という決まりは特にありません。厨房の元栓が開いていた、とか部屋の窓が開いてた・・などです。中には帰着時に細かく報告してくれる隊員さんもいますがそれは個人の裁量になっています。確かに細かい方が責任者としては把握できて良いのですが・・。

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巡回報告は細かい方がいいのか

巡回時には火気点検や戸締りなど見る項目はありますが、それを警備室に戻って来た時に細かく報告する決まりはありません。

巡回中は火気点検の不備や未施錠の窓などの戸締りをしたり、こんな現場ではありますが意外とあったりします。

夕べも残留者の居たエリアで未施錠の窓がありました。

その時の相勤者はちゃんと報告してくれましたが、人によっては言わない隊員も居ます。

しかしそれがいけないという訳でもないんです。

巡回後に違反のあったエリアは報告書を出した時に細かく書類で出るようになっているので、それを見れば一目瞭然全です。

人の言葉で先に把握できるか、後で書類を見て把握するかの違いだけなので、早くわかっても後で確認しても違いはありません。

こういった事は同じ施設警備の現場でも、どういった仕組みで業務を運営しているかで細かい報告が良いのか、それとも必要ないのかが変わってきますね。

巡回を終えて警備室に戻って来た時に、異常があったのかそれとも無いのかの報告は何を基準にして有る無しを言っているのかにもよりますが・・。

当直勤務の責任者の無責任さ

ウチの現場では、当直勤務のポストで責任者としてのポストがあります。

丁度私が勤務しているポストがそれにあたっています。

私が休みの日には、他の隊員さんが私のポストで勤務して「責任者代理」として勤務しています。

その責任者ポストですが人によって、いい加減な勤務になっている人もいます。

まあ「1日隊長さん」の様なものなので本人はそんなつもりでは無くてもいい加減に見えてしまう事も有るでしょう。

それを皆なんとなく分かっており、逆にいい加減にやってもどうせ1日で終わるから・・という感じに見えなくもないです。

しかしその無責任な勤務を終えた後の日に私が尻拭いをさせられる事があるのも確かで、あまりにひどい時は後日、私が尻拭いをした事と次どうすればよいかを指導する事があります。

最近ではその指導が行き渡り、前よりはひどい事にはならなくなりましたが・・

今でもたまに人によっては「自分の日さえ終えたらOK」みたいな感覚の責任者代理はいますけどね。

現場によって着眼点と報告内容が変わる

このように現場によって細密巡回後の報告が必要であったり、細かく報告しなければならない・・という様に違いは大きいです。

そこの施設によって何が一番心配なのか、何に注意しているのかが違うと思います。

その内容で警備員が巡回をして、迅速に対応が必要なのか翌日でも問題ないのかは現場によって違います。

それにより細かい報告が必要な現場であるならいい加減な報告ではいけませんね。

自分が配属している現場は一々細かくて困る・・という人もいるでしょう。

しかしそういった現場はある意味しっかりしている警備会社なのではないでしょうか。

営業所が関与せず知らん顔をされている現場は、そこの警備員の風紀もムチャクチャで人の入れ替わりも激しいと思います。

それよりも多少厳しい警備会社であっても、現場で働く警備員に対してはちゃんとまともな待遇をしているのではないでしょうか。

ちなみにうちはそういった意味では、いい加減なのかもしれません。

決して「ラク=いい加減」ではないとは思うのですが・・。

 

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