周りの警備員さんは不健康な人が多いです。これは年齢関係なく居ますが、身近な高齢の警備員さんは周りと比べても特に不摂生が目立ちます。同僚の間ではほとんどいない喫煙者の一人でもあり、また別の高齢警備員さんは毎日晩酌をしているとも聞きます。そして過剰ともいえる3食の食事と間食…。健康診断でも良い結果になっていない様なので、後で苦しい思いをする事になるかも、と考えれば改善しようと思わないのかな。
やめられないタバコと酒
世の中ではタバコを吸わない人が増え、今や喫煙者は肩身の狭い思いをしています。
周りの警備員さんも、10年前に比べると非喫煙者が増えました。
しかし非喫煙者がゼロになったわけではなく、今の現場でも1~2名ほど喫煙者は居ます。
しかもその喫煙者は高齢の警備員さんで、年齢的に見ると体の為にもやめた方がいいにもかかわらずです。
まあ、何十年も吸ってきているので今さら禁煙する事の方が難しいのかもしれません。
そして別の高齢警備員さんはお酒が好きな様で、仕事の無い日は毎晩飲んでいると聞きました。
これも長年続けてきたので、スパッとやめられないのでしょうね。
どうせ長くはないのだからが口癖
彼らには雑談をしている時に「年齢的にも体の事考えてやめたら?」と話した事がありますが、どちらも
「もうここまで来たら年齢的にもやめた所で・・」
と、どうせ先が長くないのだからやめても仕方ない、という回答でした。
今まで何十年と続けてきたから、寿命が残り10年だとして今さらやめる方がストレスになる、という事のようです。
確かに、習慣として続けてきて身に付いてしまった行動を、70歳も近い年齢でやめてもストレスになるかもしれない、というのは分かります。
体に悪い習慣だと言われて、それをスパッとやめたとしてもそこから50年寿命が延びるわけでもないでしょう。
それならば、ストレス解消になっているかもしれない趣向を続けた方が良い、と彼らは言っているのです。
彼らは共通して食べる事も大好きです。
よく、禁煙すると欲求が食べる方へ意識が向き太る、と聞きますが今タバコやお酒をやめたら今以上に食べる事へ集中してしまい、逆に体によくなさそうな結果になりそうです。
食べる事のコントロールも重要ですが、それ以上に体に悪いとされている過剰な喫煙や飲酒は避けた方が良いと思います。
ぽっくり逝かなかったら苦しむ事に
どうせあと10年位しか生きられないから好きにする。
と言っても、タバコもお酒もこのまま続けたら、それが原因で10年経つ前に体を壊すかもしれません。
タバコやお酒のせいで入院した。
となってベッドで苦しい思いをする事になった時、後悔しても遅いのです。
あの時、ちゃんと周りの声を聞いていれば良かった、とベッドの上で思ってもどうにもなりません。
どうせ長く生きられないから、とある日ポックリ逝ってしまうのであればまだ良いですが、点滴を打ちながら苦しい思いをしてタバコやお酒を続けた事を後悔する事になるかもしれないのです。
残り少ない人生を、長年の習慣だからと続けた事が原因で苦しい思いをベッドの中で過ごすかもしれない、という未来もあり得ると想像するべきです。