高齢の警備員でも元気よく走る事が出来る人はいるが殆どの高齢警備員は走る事はおろか運動機能は衰えている

高齢の警備員の人の多くが運動を苦手とし、緊急時に走る事が出来るのか心配な人も多いと思います。高齢なので運動機能が衰えているのは仕方が無い事ですが、クライアントや警備会社がその高齢の警備員さんが緊急時などに満足の行く対応が出来なかったとしても仕方が無いと納得してくれるのなら良いのですが。

スポンサーリンク

元気よく走る高齢の警備員

今まで高齢の警備員さんを何人も見てきました。

年齢は65歳以上の方が対象です。

中には70歳を優に超えている警備員さんもいましたが、皆ほとんど同じでした。

それは

 

「誰一人機敏な行動を取れる人がいない」

 

という事です。

まあ、警備員の中には若くしても運動が苦手な人はおり、機敏な行動や緊急時にダッシュで走る事が出来ない人も何人かいます。

しかし、警備員の多くが高齢の人に頼る近年では、緊急時に走る事が出来ないのは問題だと思います。

そんな高齢警備員のあたりまえ的な事ですが、中には65歳を過ぎているのにもかかわらず、毎日ジョギングをして年の割に高い運動機能を維持している警備員さんもいるのです。

 

今まで何十人もの高齢の警備員さんと仕事をしてきましたが、この高齢警備員さんの様にジョギングを欠かさずに行い高い運動機能を維持している人は彼以外いませんでした。

高齢警備員の運動能力の衰え

人間誰もが歳を重ねれば、運動機能が衰えるのは仕方の無い事です。

若い頃には出来た事が今では出来なくなる、というのは誰にでもある事ですよね。

これは歳を取ればとるほどに衰えも大きくなるものです。

 

中にはもともとの運動神経の個人差で、70歳の警備員さんよりも60歳代の警備員さんの方が体力が無さそうな人も居ます。

警備員の仕事というのはそこまで体力を使う仕事ではありません。

そのおかげで高齢者の人でも第二2の人生としてこの仕事を始める事が出来るのです。

 

しかし、普段何事も起きない業務だとしても緊急事態が発生する事はあるのです。

その瞬間、普段はのんびりしている様な業務だとしても、この時に限っては人命が掛かっている時など特に迅速な行動が求められるのです。

緊急時では警備員は走って対応する事も多くなるでしょうが、その時に果たして70歳の警備員さんがダッシュで現場へ駆けつけられるのでしょうか。

緊急時に何を求めているのか

普段警備員は現場の館内を走ってはいけない、と指導されています。

その理由は、警備員という施設を管理している者が館内を走るという事は、非常事態が発生しているために急いでいるという事になります。

なので平時に館内を走ると、緊急事態が発生したかと勘違いされる可能性があります。

 

という事は、施設警備員は緊急時にダッシュでの対応を求められるという事なのです。

その時に高齢の警備員さんが担当した時、ダッシュで現場へ駆けつけ人命を救う事が出来るでしょうか。

 

高齢者は早く走る事が出来ないので、ダッシュで対応できなかった高齢の警備員であっても「高齢だから仕方が無い」として救えなかった人命があっても許されるでしょうか。

警備業務は普段は何事も起こらない平和な業務がほぼ毎日続いています。

しかし、万が一の時の緊急時に役に立たなければならない警備員が、迅速な対応が出来ない高齢警備員であった時、責任は誰になるのか現役の警備員として心配です。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク