警備員が感染したニュースを見たクライアントの反応

全国で感染者が増える中、警備業に関わっている人のニュースも見かけるようになりました。意識して探さないとなかなか見る事は無いかと思いますが、全国で警備員の感染者のニュースは結構ある事に驚きました。先日も東京で60歳代の男性警備員が路上で倒れている所を発見されのちに死亡が確認されました。

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警備員の業務区分で感染具合が変わる

警備員は業務区分によって人との関わり具合が違います。

私見ですが1号警備、主に施設警備員が一番他人との距離や接する機会が多いような気がします。

建物内や受付の場所など至近距離で他人と対峙するので、知らないうちに感染させられていた・・なんて場合も大いにあり得ると思います。

今回ニュースで見た亡くなった警備員さんも施設警備員でした

感染経路は不明な様ですが、不特定多数な人と関わる警備員の仕事では中々特定出来ないのでは無いでしょうか。

警備員は施設内のあらゆる箇所を回るので感染リスクが高い・・という事は施設警備員の方なら誰でも分かる事ですよね。

現場のクライアントが過剰反応?

今回このニュースを見た従業員の一人が私に、この件の話をしてきました。

直接の警備担当の方ではないのですが、暗に「警備員のクセに感染拡げるなよ」と言いたげな雰囲気で言ってきました。

もともと私とお互い良い感じな人ではなかったので、他の従業員の方はそんな物言いはしませんがこの人はわざわざ私に言いに来ました。

ここの現場でも警備員の業務に関する対策案は出して実行もしていますし、警備会社からも感染しない様な行動を指示した書類も来て、全員に徹底するよう話しました。

決して何もしていないわけでは無いですが、一たび「警備員が・・」という様なニュースが流れると「ウチの警備さんは大丈夫かな・・?」という不安に駆られるのも分かります。

一応警備担当の方には対策案は提出しているので、然るべき方にはちゃんと伝わっています。

なので、不安に思って嫌味を言ってくるような人は何も分かっていない人なのです。

ウチの現場はまだ感染者は無し

幸いな事にここの現場の警備員さんは未だに誰も感染していません。

60歳以上の隊員さんが半数占めているので、感染リスクは高いと言えば高いですね。

しかし世の中にいる警備員さんの半数は60歳以上なので、どこの警備会社も危険な状態ですね。

万が一、そこの職場で感染者が出たら隊の高齢者は全員重篤患者になってしまうかもしれませんね。

残りの若い隊員さんも軽症であったとしても、クライアントからは「全員自宅待機してくれ・・」といわれる事でしょう。

無症状な感染者もいる・・という事を考えると、そこの現場の警備員1人でも発生したら全員隔離、となるのは自然な事だと思います。

それを考えると、誰一人感染者は出してはならない・・と思います。

まあ、思うだけでは感染は防げないので日頃からやれる事をして行きたいと思います。

 

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