警備員は嫌われる職業なのか

施設警備員や交通誘導警備員など警備員経験のある方ならだれもが感じた事があるのではないでしょうか。警備員って嫌われているのか、と。施設警備員を経験してきてこういった思いをした事のある人は、その後どのような変化があるのでしょうか。

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出入管理で従業員から嫌がれる理由

出入管理をしているとそこで勤務している従業員と業務に関して接する機会が多くなります。

商業施設などの場合、荷物の検査や勤怠カードの管理またはアルコール消毒の励行などです。

 

過去にこの業務をしていた時、従業員からは嫌がられているんだろうという雰囲気が良く伝わりました。

人のカバンの中をチェックする、アルコール消毒をやらずに通り過ぎようとする従業員を呼び止めて消毒をお願いする、これらは全てクライアント側からの指示で警備員が代行して行っているに過ぎません。

 

しかし、そこで働くテナントの従業員から見ると

 

「警備員が嫌がらせの様に強制してくる」

 

と受け取っている様な目で警備員を睨んできます。

こういった時いつも思うのは

 

「これ警備員では無くてクライアントの人が注意していたら睨む事なく素直に従っているんだろうな」

 

と悲しい気持ちになります。

テナントの従業員は警備員を「小うるさいヤツ」と認識している人も少なからず居る様に見えました。

嫌われる事に開き直るか努力するか

こういぅった態度を取られると、警備員側は2つのタイプに分かれます。

まずは、業務としてやっているのに嫌がられても、従業員の方の機嫌を損なわない様にへりくだってでも従ってもらうよう努力する。

 

もしくは、クライアントから指示された仕事なので、どんな反応をしようが、どんなに睨んでこようが開き直って強気で対応する。

この両極端に分かれます。

 

今まで一緒に勤務してきた警備員さんは、このどちらかに分かれていました。

そこの現場の警備員の半数以上は、嫌われない様に気を使いながら業務に協力してもらっていました。

 

日頃から声を掛け、コミニュケーションを取る事で警備員の業務に協力して貰い易い様にするのです。

親しくなると仕事終わりに飲みに行ったりもしていました。

 

お互いの事をよく知れば、こちらの仕事もリスペクトしてくれるものです。

 

そして、残りの警備員さんがする行動「開き直る」です。

これは「仕事でやっているのだから従って下さい」と警備員の対応を絶対の業務として全く引きさがる様な事はしません。

過去の現場にいた警備員さんにこのタイプの人がいて、優しさも感じなければ温情も無し「規則ですから」の一点張りで対応していました。

 

さすがにこの警備員さんは、他のテナントの従業員からあまり好かれてはいなかったのを他の従業員さんから聞いています。

しかし、この彼の態度も警備員としてあるべき姿だと思っています。

 

警備員は業務上、テナントの従業員とあまり親しくなってしまうと、守らなけれいけない規則を許してしまう行動をとってしまうかもしれないからです。

ウチの現場にはそういった規則を破るような行動をしている警備員は居ませんでしたが、この一見厳しそうな態度を取っている警備員も現場には必要だったりします。

 

しかし、この行動も度が過ぎてはいけませんが・・

警備員からも嫌われる

当時の現場に厳しい警備員の先輩がいましたが、度が過ぎるのもまた問題です。

その先輩警備員は規則に忠実で、従業員だけでなく後輩警備員にも厳しかったのです。

 

厳しいのは別に悪い事ではないのですが、この厳しいという程度もなかなか難しく、小さな事にまで厳しかったために、年の若い後輩警備員は同じ勤務に入るのがとても嫌そうでした。

警備業界あるあるで、年が親子ほども離れている様な状態だったので、毎日叱られるわダメ出しされるわ、でちょっとかわいそうな位でした。

 

この様に行き過ぎた厳しさも、従業員に嫌われるどころか仲間の警備員からも避けられるような存在になってしまいます。

こういった人に良くありがちな事ですが、彼らは「自分が悪いとは思っていない」事です。

 

確かに正しい事をしているので何も悪くないと思うのですが、その行動が行き過ぎている、とは気づいていないのです。

この状況が続くと、周りの警備員は彼を避けるようになり、それに気づいた当人はムキになってますます孤立してしまいます。

 

ここの現場の最後の行方まで見届けていないので、その後どうなったかは分かりませんが、どちらかが退職する事になるかもしれませんね。

 

警備員は嫌われる仕事だ、という印象を持っていますが、外からも中からも嫌われる可能性があるという事を理解しておいた方が良いですね。

 

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