通常、警備室というのは防災センターや警備員室といった警備業務に関係する部屋の事です。
この部屋は主にクライアント(ユーザー)が所有している施設内にあり、その一部として警備業者が利用させてもらっている感じになります。業務に関する備品は必要に応じてクライアント側が用意して貰えるものもあり契約内容によっては警備業者側が用意しなければならないものもあります。
警備室は誰の物か
警備室はそもそもクライアントの施設を借りて警備員が使用しています。
ですが毎日、防災センターや警備員室にいると自分たちの部屋であるかのような思い違いをしてしまう警備員もいます。
クライアントに任されて防災センターでの業務をしますが、自分たちは間借りをしているという気持ちを忘れないで利用して欲しいです。
共同で利用する部屋
さて、その防災センターや警備員室ですが一人での現場は別ですが大抵は何人かの隊員と共同して利用することになる思います。
防犯カメラや自動火災報知機など電子機器のある部屋はもちろんの事、休憩室や仮眠室など警備員が大勢いる現場ですと交代で利用します。
備品として用意してあるものは警備員が日常的に使用しても良いでしょうが、借り物である為に壊してしまったり汚してしまった場合は元に戻す必要があります。
警備員同士でお金を出し合って購入し、使用しているものもあるかもしれません。または個人で用意したものが置いてある場合もあるでしょう。
共同で使用するという事は色々なものがその部屋にはあるということですね。
人によって使い方が様々
色々なものが部屋に置いてある為に、使う人によっては丁寧に使用する人もいれば雑に扱う人もいます。
人の性格によるものなので仕方がないといえばそうなのですが、共同で使用する場所なのでどちらかといえば丁寧に扱って欲しい、というのが私としての本音です。
休憩室の部屋一つとっても、前の人が食事に使った後の机の上が食べ物でものすごく汚れていたら次の人は良い気分にはならないでしょう。
無頓着な人はそのあたりを気にしないので、休憩室に限らず出しっ放しや散らかしっぱなしなことがあります。
些細な事ではありますが、こんな事でも人間関係が悪くなることもあります。
はみ出し者の結末
かつて前の職場や今の現場でも、警備員がたくさん配属されている所でしたので、共同で利用する必要がありました。
たくさんの警備員がいるという事は几帳面な人もいれば無頓着な人もいます。
どういう事が起こるかというと、無頓着な人が汚したものを几帳面な人が片付ける。
次第に几帳面な人から苦情が出てくる。
といった感じです。
そして私が無頓着な人に注意するか、全体に新しいルールが生まれる事になります。
最終的にルールが出来ても対応できない人はこの現場から外されるという結果になります。
せっかく配属されて頑張って来たのに、こんな形で現場から外されてしまうなんてもったいないです。
無頓着が性格なのは仕方がないかもしれませんが、みんなで使っていかなければいけないのでルールがあるのならば守らなければいけないでしょうし、お互いに気を使っていかなければいけない事は気を付けましょう、という事です。