警備員として採用されて現場に配属されてから、仕事が思っていた感じと違い「辞めよう」と思う事はよくある事だと思います。その時に辞めようと思い実際に退職するまでに個人都合や会社都合などで時間が掛かる事もあります。そんな実際に退職するまでにかかる時間はどのくらいあるのでしょうか。
警備の仕事が想像と異なる
警備員の仕事を始めようと面接を受け、採用されてさあ現場に配属だとなり、働きだした際に
「あれ、なんか思っていたのと違うぞ‥」
と思う事はよくある事だと思います。
警備員の仕事はのんびり館内を歩いて巡回し、警備室で気楽に椅子に座って構えている、と思う人も少なくないのではないでしょうか。
しかし実際は、館内を巡回する時は見るべきものがあり、また周りの安全を確保する為に気を配りながら歩いているので、のんびりとはいきません。
そして、警備室にいる時も出入管理業務として受付場に立ち、不審者を通さない様目を光らせたり、受付に来た来訪者の対応に追われるのです。
傍から見ると意外とやるべき事は多く、とてものんびり仕事が出来ない場合が多いのです。
まあ、現場によっては見た目通りのんびり仕事が出来る所もありますが、そんな現場はそうそうあるわけでもありません。
そんな想像していた仕事のギャップで「辞めたい」と思ってしまうのです。
辞めようと思い実際に辞めるまでの期間
自分が想像していた警備の仕事とのギャップで退職する人も少なくないと思います。
しかし過去に早々に退職していった人たちの中には
「自分が思っていた仕事とは違うので辞めます」
と言って辞めた人は殆ど居ません。
多くの場合が「仕事についていけない」という理由だった気がします。
想像していたよりも警備員としての仕事量に圧倒されて辞めた感じです。
まあ「思っていたのとは違う」という意味に近い気もしますが「仕事量についていけない」と言った方がまだ努力したがダメだったという「本人のがんばった感」を与えるので仕方ないか、と思わせる事が出来ますね。
そんな退職するまでにかかる期間で多いのは、大体1か月くらいだと思います。
がんばったがダメだった、という期間を見る時に3日では頑張った感じがしませんが、1か月だと相手に頑張ったという印象を与える様に見えるからです。
恐らくもっと早い段階で抜けたい、と思っていたと思いますがね。
あとは、次の仕事を見つけ採用されるまでの時間にそのくらいかかったとも言えるでしょう。
いずれにせよ、警備の仕事を早々に辞めようとする人の多くは大体1か月までには抜けてしまう事が多い印象です。
履歴書の職歴が長くなるのは避けたい
せっかく警備員の仕事についたのに、1か月で辞めてしまうのは勿体ないです。
配属された現場の仕事についていけなかったのは仕方が無いですが、それだけで退職してまた仕事を探すのも大変です。
警備会社にもよりますが、現場は一つだけではありません。
小さな警備会社でも2~3つは物件を持っている場合も多く、初めに配属され羅現場がダメだったとしても、別の現場なら続くかもしれません。
転職する必要も無く、違う現場で働く事が出来るのならその方が良いですよね。
会社が別の現場を斡旋してくれなければ無理ですが、自分から聞いてみるのも良いでしょう。
別の現場なら自分に合っているかもしれないので、わざわざ退職してまた面接からやり直すよりは良いと思います。
1か月なら場合によっては履歴書に記載しなくても良いかもしれませんが、雇用保険などの事を考えると職歴に残さなければいけないかもしれませんね。
そんな事を繰り返していると、履歴書の職歴の記載項目が増えるだけなので、出来れば会社を移らずに配属先を変える事が出来るならそれに越した事はありません。
警備員の仕事を始める時に、下調べが足りないと入社してから思わぬ仕事量に圧倒される事もあるので「入社して即退職」とならない様に気をつけたいですね。