懐中電灯を携帯しないせいで負傷した警備員

夜中の細密巡回時に懐中電灯を携帯するのは当たり前です。夜間は建物内や外は真っ暗で、慣れた通りも見えなければ初めて通るのと同じです。にもかかわらず懐中電灯を不携帯で巡回へ行き案の定、足を挫いた警備員がいました。

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懐中電灯を不携帯で巡回へ行き負傷

先日、他の隊員さんから聞いた話ですがある隊員が、細密巡回中に足を挫いた、と聞きました。

けがの程度は軽く挫いただけ内容で、病院に行くほどでもなく自分の不注意で負傷した事なので報告もしない、と言っていたようです。

まあ、こちらとしては大事に至らず良かったとは思いますが、報告しなかった理由をよくよく聞いたら、どうやら巡回時に懐中電灯を携帯せず、真っ暗な中歩いたせいで負傷した様でした。

 

「ああ、報告しないのはそのせいか」

 

と、思いましたがケガをしたなら軽くても報告すればよいのに・・

 

警備員が夜中の巡回時に懐中電灯を携帯しないなんて、危険すぎますよね。

いくら慣れた現場とはいえ、足元もまともに見えない真っ暗な中では「初めて歩く場所と何ら変わりありません」

 

避難路などの多少の明かりはあるかもしれませんが、いつもと違うものが置いてあったりしたら、それが見えずにぶつかってしまうかもしれません。

ここの現場は巡回路は基本、共用通路がメインなので、何か躓く様なものが置いてあることは余程ありませんが、それでも今回何かに躓いて足を挫いたわけですし。

 

「自分は慣れているから大丈夫」

 

なんていう傲慢な気持ちが今回の負傷につながったのだと思います。

小さい懐中電灯の明かりでも必要

警備員が巡回する時、懐中電灯を携帯します。

現場にもよりますが、うちの会社では個人が用意する事になっています。

 

個人が用意するので、懐中電灯も個性があって面白いですよ。

100均で購入してきた様な小さな懐中電灯から、1万円もするような高価なものを用意したりと様々です。

 

高価なものになればそれなりな明るさになるので問題ありませんが、100均?で購入して来たような小さな懐中電灯では現場によっては頼りない時もあります。

 

しかし、いくら小さな明かりであっても無いよりかはマシです。

今回はその小さな明かりさえもなく負傷したのですから、どんなに小さな懐中電灯であったとしても不携帯では危険である、という事が良く分かったと思います。

手荷物が増えても必要な装備品

懐中電灯を持って行かなかった理由の一つに

 

「装備品が増えて邪魔になる」

 

という事があったのではないかと思います。

細密巡回へ行く時に、警備員はいくつかの装備品を身につけて出発します。

その時に、一つでも持っていかなければ身軽になるのは間違いないです。

 

両手がふさがったり、首から下げるものが何か一つでも減れば体は動かしやすくなりますからね。

特に体系がスリムでなかったり、高齢のため柔軟な姿勢が取れない様な警備員にとっては死活問題なのかもしれません。

その為に、何か一つでも装備品を減らそうとして懐中電灯を選択したのかもしれない、という事です。

 

本人に詳しくは聞いていないので真意は分かりませんが、恐らくそんな所でしょう。

初めて歩くような現場であっても、目をつむって(無理ですが)も歩ける慣れた現場であっても、暗闇に落ちている物に気づかなければケガをします。

それに気が付けるようにする為に懐中電灯を携帯するのです。

 

装備品が多くなって煩わしいかもしれませんが、自分の身を守るためにも必ず携帯するようにしましょう。

 

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