出入管理の座哨での業務は姿勢が命

ここでは出入管理時の警備員は座哨での業務になります。施設警備では出入管理時に立哨であったり座哨であったり、様々です。私は両方経験しましたがどちらかといえば座哨の方が楽です。ただし、立哨の時と同じように姿勢に注意する点は同じです。

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この現場では座哨時での机と椅子は一つしかないのでみんな同じものを使用しています。

現場によっては椅子が複数あって座り心地の良い椅子の方を選択も出来ますが、ここでは出来ません。

警備員も背の高い人や低い人がいますが、高さを調節しながら座ります。

で、座哨時の姿勢ですがここでもだらしなさそうな座り方やずっと下を見て書類を見ていたり、メモを書いたりしたりと細かい事を言えば指導が必要な人がいます。

それでも大問題に発展していないので、とりあえずはまあこのままでいいっか・・という具合です。

普通立哨ですとだらしなく立っていたりするとものすごく目立ちます。

片足に重心を掛けた立ち方や、肘をかけて立っていたりすると制服を着ているせいもあってか、なぜかものすごくだらしなく見えてしまうものです。

立哨に関しては配属された現場でも結構厳しく指導されているのではないでしょうか。

その点ここでは座哨での業務なので、上半身だけピシッとしていればなんとかなったりします。

しかし、その唯一見える上半身が机に前かがみで下を見ていては台無しですね。

全員には言っていないのですが、ある隊員に

「自分が来客者の場所に立ってみて、下を見ているの警備員がどう見えるかみてごらん」

といった事があります。

下を見ているという事は目の前を通っても気づかれないのです。

これでは出入管理をしている意味がありません。それでは警備員は必要ないです。

最近は結構下を見ている隊員が多いのですが、そんなこと言われないと気付けないものなのかと落胆する時があります。

私より前からこの現場に居る年配隊員はほぼそんな感じなのです。

今更指導しなければならないの?と・・。

一見楽そうに見える座哨での出入管理ですが、立哨での出入管理と気を付ける点は変わりません。

そもそも下を見ている時点で警備員の居る意味がありません。

なので新しく入ってくる隊員にはいつも、その事について指導するようにしています。

 

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