施設警備員の夜間巡回は時間通りに全てを確認して警備室へ戻らなければならないのは難しい事なのか

施設警備員は夜間巡回という業務があります。これは誰も居なくなった建物内を警備員一人で火気点検や戸締りなど防火防犯に関した業務を実施するのです。現場によってこれ以外にもやるべき事が増えたりしますが、大抵の現場では時間通りに警備室へ戻る、という事が重要なのです。

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夜間巡回はやるべき事が多い?

施設警備には夜間巡回というものがあります。

誰も居なくなった建物内を、警備員一人で火気点検や戸締りの確認などをする業務です。

 

ガスの元栓や外扉の戸締りなど、従業員が帰宅する時に忘れていったものを、警備員が巡回した時に忘れがあれば代わりに対応する業務です。

意外とガスの元栓や戸締りを忘れる従業員はいるもので、ちゃんと処置してあれば未割の警備員は何もせず、確認をするだけでスムーズに巡回は済むのです。

 

もちろん夜間巡回はこの業務以外にも色々あり、そういった対応をする事で普通に歩いているよりも時間が掛かるものなのです。

しかも、警備員の業務は時間が割り当てられているので、決められた時間内に警備室へ戻らなければいけないのです。

時間通りに警備室へ戻る

配属先の現場によって夜間巡回に割り当てられた時間は異なります。

その時間内に警備室へ戻らないと、次の業務に入る事が出来ず、警備室で待っている同僚の隊員さんに迷惑を掛ける事にもなるのです。

 

自分一人の現場なら時間を超過しても迷惑を掛ける事は無いかもしれませんが、次の仕事をする時間にズレ込んでしまうという点では、現場のタイムスケジュールに支障が出てしまいますね。

確認するべきものを見て、処置をするべきものをし、時間までに帰着する。

 

現場に配属して初めのうちは、中々時間を確認しながら巡回する事が難しく苦労すると思います。

時間を優先した結果、みるべきものを見逃して火災が発生しても困りますし、戸締りをし忘れた扉から不審者に侵入されてもいけません。

 

やるべき事を全て行ったうえで決められた時間内に警備室へ戻る、慣れるまでは意外と大変なものなのです。

現場によって忙しさが異なる

そんな夜間巡回ですが、配属先の現場によっては見回り中ずっと忙しい現場もあれば、単純な確認だけで気づけばただ歩いているだけだった、なんて現場もありました。

一言で施設警備の夜間巡回と言っても、現場によってキツイ所もあればラクな所もあるのです。

 

そしてその違いの程度が驚くほど大きい、という事です。

一晩で3時間も汗まみれになりながら巡回する現場もあれば、巡回に1時間もかからず、特に火気点検も特にみる様な事も無かったり、また戸締りを確認する扉の無い現場も有ったりするのです。

 

忙しい現場を経験している者からすると、ラクな現場の夜間巡回はほとんど散歩しているのと同じです。

ただ歩いているだけで見回りが終わり警備室へ戻っているのです。

もちろんそんな巡回なので汗もほとんど掻きません。

 

施設警備員は配属される現場によって業務が激しく異なります。

夜間巡回も同じ様に現場によって時間も実施内容も違うのです。

 

配属先を自分でコントロールできない場合が多いですが、キツイ現場で色々経験した後にラクな現場を経験した方が、警備員としての知識と経験が役に立つだけではなく、ラクな現場へ異動した時の喜びも大きいと思います。

 

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