ウチの現場でも風邪を引く隊員がチラホラ・・まだ軽い程度なので喉が痛いだとか、声がかすれる程度。インフルエンザなどの重篤な風邪にまでは至っていませんが油断は禁物です。警備員は不特定多数と間近で接することが多いので、自分では気を付けていても風邪を引きやすいのでしょうか。
不健康で不規則な環境
警備員は仕事の環境はお世辞にも良いとは言えません。
24時間の勤務の場合それが特に顕著で、1日の間で睡眠と呼べる時間は2,3時間あればよい程度ですよね。
1日の体の疲れを睡眠で取ろうとしても、時間が短いと疲れも取れないまま業務を続ける事になります。
ウチの現場ではよその施設警備員の方に比べればもう少し仮眠時間は長いので、まだましな方かもしれません。
それでも世の中の平均的な睡眠時間はとれておらず、睡眠不足から来る体調の不調を訴える隊員も実際にいます。
また睡眠不足以外にも偏った食事による栄養不足も問題ですね。
警備員は食事をするのに誰の制限もありません。
自宅から弁当を持って来るならまだ良いですが、基本的に仕出し弁当やスーパーの弁当、コンビニの弁当と自分の好きなものを好きなだけ食べる事が出来ます。
好きな物しか食べていないので、体が必要とする栄養素が摂れるはずもありません。
その結果食事の量はちゃんと摂っているのにもかかわらず、不健康な体の出来上がりです。
こうした様々な悪環境が体調不良を起こす切っ掛けになって居るのではないかと私は思います。
ウチの現場でも睡眠不足、偏った食事これらに当てはまる隊員ばかりです。
お客さんから風邪を貰う
施設警備員は出入管理の業務で大勢の人と接しています。
マスクをしている人としていない人、風邪を引いている人とそうでない人・・。
見た目だけでは風邪を引いているのかさえ判断できない事の方が多いです。
そんな人と毎日間近で対応していると、いつの間にか風邪を貰ってしまう事もごく自然な事ですよね。
いや、ごく自然に風邪なんか貰いたくないですよね。
相手は風邪を引いていてもマスク無しでゴホゴホしている人いたりするので、目の前にいる不健康で不規則な生活をしている警備員には風邪を貰うという事はそれは簡単な事です。
あらゆる接客業の人が思っている事だと思いますが、あれだけ毎日不特定多数の人を相手にしていれば、風邪やインフルエンザなんて人から人へ伝染するなんてそれほど難しい事ではない、と思うでしょう。
マスクの使い方
よくマスクをしている人がいます。
最近はファッション化している事も有ってか、病人でもないのにマスクをする人が増えました。
ここの現場の従業員の女性の一人は夏でもマスクをしている人もいます。
またうちの隊にも病人でもないのに予防の為、とマスクをしている年配隊員がいます。
病人でもないのに、また予防の為にとマスクをするのは海外ではとても不思議に見えるのだ・・という情報を昔ネットで見かけた気がします。
確かにマスクはそもそも病人が他人に移さない為にするもの、という認識なので逆にマスクをしていると「大丈夫ですか、具合でも悪いのですか」と聞いてしまいますよね。
どの情報が正しいのか分かりませんが、インフルエンザ予防の為にマスクをしても意味は無い・・と聞いた事があります。
しかし、全く意味が無い事もない・・
という情報も見た事があるので何とも言えませんね。
そう考えると、しないよりはまし・・という結論に至りそうなのでマスクはありなのかもしれません。
マスクを予防として活用するなら、マスクがウイルスをシャットアウトしているならマスクの中にはシャットアウトされたウイルスが付いている事になりますよね。
折角体内にウイルスを侵入させるのを防いだのに、ウイルスだらけのマスクを触る事で結果風になるかもしれない、という事を考えると
マスクは適度に新しいものと交換、またベタベタと触らない・・
これでかなり効果があるのではないでしょうか。
警備員は不特定多数のお客さんと接することが多い仕事です。
自分の身は自分で守る
個人で出来る事はたくさんあります。相手に迷惑を掛けない為にも体調管理はしっかりと・・。