年末になると施設警備員も、現場によっては忙しくなる所とヒマになる所があります。商業施設の様な現場は年末セールなど人が通常よりも多く来店され、店内はいつも以上に事案も発生し忙しくなります。その反面、学校や官公庁などはいつもよりも人が減り、そこで勤務している警備員もいつも通りの仕事をしていても、来訪者が少なかったり事案もほとんど発生しません。
年末に忙しい商業施設
施設警備員として働いてきて、警備員は基本的に年末は忙しい印象を持っていました。
というのも施設警備員になって初めの現場が大型商業施設の勤務で、この商業施設と言うのは年末や元旦などは、多くのお客様が来店され、それにつれて警備員の仕事も比例して忙しくなっていたからです。
商業施設の一番忙しい日は「元旦」になるのですが、12月は基本的にどの日も忙しかったと思います。
クリスマスにお正月の準備、そしてこの時期は年末セールなども重なり、店内はとても賑やかいです。
まあ、ここ数年は短縮営業や臨時休業したりしていたお店もあったようなので、例年とは少し違ったと思いますが、今年は例年通りの忙しさになったのではないでしょうか。
そんな商業施設ですが、施設警備員にとっては忙しい時期となっていますね。
年末に暇になるオフィスビルや官公庁
商業移設とは反対に、年末になるとヒマになる現場があります。
それは学校や官公庁、またはオフィスビルなどの施設警備業務です。
まあ、現場によっては必ずしもヒマになるとはいえないので、あくまで「そういう傾向にある」という認識で理解してもらえれば良いかと思います。
オフィスビルや学校、または官公庁などは、大型商業施設と比べれば日常的にラクな方かもしれません。
しかし、年末の時期になるとそれに輪をかけてヒマになったりします。
この様な施設では、年末の時期になると仕事が休みになったりし、来訪者がぐっと減るので施設警備員の出入管理業務は特にヒマになります。
館内も来訪者は少なくなり、稀に起きていた事案さえほとんど発生せず静かな時間を過ごせることでしょう。
ですが経験上、年末になるといつもは来ない様な来訪者が見えたり、クレームになる様な珍しい事案が発生する事もあったりします。
まあ、これはそのような事案が発生しやすい現場だった、というものあるかもしれませんがね。
館内がヒマになったぶん、その様な事案が逆に目立つ、というのもあるかもしれません。
同じ施設警備でもこうも違う
施設警備員は、年末になると忙しい現場とヒマな現場とに大きく分かれます。
今までそのどちらの現場も経験してきましたが、記憶にあるのはやはり忙しい現場での仕事です。
特に元旦の仕事は、館内が人で埋め尽くされるほど来店者であふれかえります。
迷子や救護者等の数も他の日の比にならないほど多く、施設警備員としても大忙しです。
しかし、その様な現場の仕事の方が「仕事をした」という達成感もあり、いつまでも記憶に残り、そしてそれは施設警備員としての経験にもなります。
個人的には何十年も大型商業施設で働け、と言われるとちょっと困りますが、施設警備員なら一度は経験しておいた方が良い現場でもあると思いました。