隊長はやはり孤独だと感じた

ここの現場は出入管理中は制帽をかぶって勤務に就く、という規則があります。そもそも現場以前に警備会社として決められているものです。警備室内での勤務中の脱帽を許されている警備会社もありますが、ウチでは着帽がルールです。先日私が休憩を終えて出入管理の部屋へ戻ったら脱帽して出入管理をしている若い隊員を見てしまったのです。

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その若い隊員には入社した時から出入管理時の着帽は過去の例も含めて指導してきました。

それなのに彼は私が近くに来たのにも拘わらず着帽はしませんでした。

後になって気がついたのか分かりませんが着帽をしていたので、それ以上注意する事はしませんでした。

もし、そのまま脱帽したままであったら言おうと思っていましたが言わずじまいで終わっています。

彼は前回も同様なタイミングで脱帽しているのも見かけましたが、その時は指摘をして着帽させました。

毎回思うのですが、いい大人が一度ルールとして決めたことを、しかも注意を受けているのに守らないのは私の判断としては

自分は会社のいう事に従いません

と宣言していると受け取ってしまいます。

少々大げさに聞こえてしまいますが、こちらはそんな気持ちでいるのでいざ注意しようとするととても厳しい言い方になってしまいそうで言葉に詰まってしまう時があります。

もともと期待をしていない勘違いしている年配の隊員たちはどうでも良いですが、これからも一緒に仕事をして行きたい期待をしている隊員たちにそういった行動をされると無視も出来ないし、しかも注意する言葉に悩んでしまい言い出せなくなってしまったりします。

この隊を何とかしようと時間をかけて規律について話してきたつもりなのに裏切られたような行動をされると悲しくなります。

ああ、彼には自分の思いが伝わっていなかったんだな・・と。

日頃からどうでもいい隊員から規律を乱す行動をされるより、仲間側だと思っていた隊員からされる方がダメージが大きいですね。

彼が本心ではどれだけ協力的かは分かりませんが、最近のだらしない行動を見ているとやや信用出来なくなってきました。出来れもう少し期待を込めて様子を見ようと思います。

 

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