施設警備員が立哨で足に負担を掛けない様にするのに出来る事はお金を掛けたりタダで出来たりと色々ある

警備員の業務に立哨というものがあります。これはその場に立って関係者以外の者を入れない様にしたり、受付でお客様を迎え入れる為に立ったりと現場によって様々な使い方をしています。そんな立哨ですが慣れるまでは30分立っているだけでもツラいものなのです。そんな辛さを少しでも軽減できる手段があるのならすがりたい、という気持ちはものすごく理解できますね。

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立哨中は足の負担がものすごい

警備員に限らず、仕事中立ちっ放しというのは辛いものです。

施設警備員の場合は、出入管理業務での立哨や建物の出入り口での立哨が多くの現場で実施している事と思います。

 

また現場にもよりますが、この立哨が非常に長時間にわたる為に足腰への負担が相当な業務となっている所もあるでしょう。

今まで経験した現場では、商業施設の関係者専用の出入管理業務の受付場での立哨が一番苦痛でした。

 

しかし、この苦痛というのは立っているのが苦痛ではなく、その場所の環境が最悪だった、という点での苦痛です。

立哨しているという苦痛さは過去の現場を見ても何とか我慢できる物ばかりでした。

 

そんな立哨ですが現場によっては、3時間や4時間立ちっ放しで苦痛だと感じる現場もある事でしょう。

そんな時、1時間の立哨でも苦痛と感じた経験の中で何か手は無いかと考えた事がありました。

足の負担を低減する手段

立哨の苦痛を少しでも和らげる手段として考えた中で様々な手段がありました。

これらはお金のかかる事からタダで出来るものなど色々とありましたが、お金を掛ける手段として

 

・良い靴を選ぶ

 

というものがあります。

これは革靴が基本の現場でのお話ですが、安い革靴は足に相当の負荷がかかります。

 

流石、安かろう悪かろうという事もあり、安い靴はクッション性も悪く直ぐに履き潰れてしまいます。

足への負担を和らげる効果として、中敷きのクッションを別で用意するのも良いでしょう。

これだけで足の普段は大分軽減しました。

 

そしてお金を掛けないタダで出来るものとしては

立ち姿勢に気を遣う、です。

 

これが意外とバカに出来ない効果があります。

両足を軽く広げて立哨する時に、どちらか片方に体重を掛けるのは良くありません。

 

一見、片方の足の負担が減るので良い様に感じますが。

長時間の立哨では片方に掛かった体重のせいで、結果的に足の負担がかかる事になります。

 

理想は、両足に均等に体重を掛け続けるのが良いようです。

これらは、立哨業務というものを始めて間もない様な時に実施するのが良いでしょう。

筋力が付けば気にならなくなる

しかし、結局は何年も立哨を続ける事で「慣れる」のが一番強いのかもしれません。

どんな安い靴でも、片方の足に体重をかけ続けても、立哨する事に慣れた人は負担を感じないのかもしれません。

 

始めのうちは慣れない筋肉を使う事で辛かった立哨も、何年と続ける事でどんな状況でも平気になるのです。

実際、自分自身も1時間交代の立哨を1日でトータル5時間の勤務を半年も続けていたら、筋力が付いたのかだんだんと平気になっていました。

 

その間、靴も買えていなければ立ち方に気を使った事もありません。

ただ毎日の繰り返しで「慣れた」という実績しかありませんでした。

 

お金を掛けなくても工夫しなくても立哨が平気になったのです。

警備員として長く働こうとしている人は、初めのうちは辛いと感じるかもしれません。

 

その時に、お金を掛けたり工夫をしたりする事で負担は軽減するかもしれませんが、時間が全てを解決してくれるので、我慢できるのであればそのうち慣れる、という事を覚えておくとよいでしょう。

 

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