照明の球切れに唯一気づいた警備員

施設警備員でも皆同じようなレベルでない事が分かったお話し。先日、ある隊員さんから照明の球切れをしているかもしれない場所があると報告を聞きました。他の隊員さんからは一切、出ていない報告で数日ぶりに勤務に入った時に気がついたようです。

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いつから球切れをしていたのか

先日、引継ぎをした際にその隊員さんから、照明の球切れの報告を受けました。

この隊員さんは前回の勤務から数日ぶりに入ったのですが、その勤務の時に球切れを発見したのです。

このエリアは私の勤務している場所とは違うので、私は報告を受けて初めて知りました。

 

「この球切れはいつからしているか」

 

という疑問がわきます。

まあ、報告を受けた勤務時にちょうど球切れを起こした可能性もありますが。

しかし、場所が気付きにくい所なのでもしかしたら数日前から球切れを起こしていた可能性も十分あります。

 

いや、それこそ数日前から球切れを起こしていたと考える方が自然かもしれませんね。

巡回時に照明の確認をしているのか

いつから球切れを起こしていたかはっきりした事が分からない、という問題に巡回者がちゃんと見ていたのか・・という点があります。

 

そもそも細密巡回時に照明の球切れを見落とさずに見る、という事はなかなか難しい事です。

まず、細密巡回時はその日の当直の警備員一人しか見ていません。

その晩に照明が球切れを起こしていたのか、翌日球切れを起こしたのかという判断が出来ません。

 

「その晩にちょうど切れたのでは?」

 

問う言い訳もできてしまうからです。

言い訳というには言葉があまり良くないかもしれません。ちゃんと毎晩確認している警備員さんの時には問題なくても翌日にちょうど切れてしまう事もあり得ますからね。

 

なので、巡回時に照明の球切れを確認しているかどうかは本人しか分かりません。

そういった流れで今回、報告をしてくれた隊員さんは彼しかいなかった事で

 

「他の人は気づかなかったのかな?」

 

という思いに至りました。

まあ、照明の球切れは警備員だけの業務でもなく、そこまで重大な失態でもないのでそれほど気にする事でもないのですが。

同じ資格持ちでもレベルの違いはある

そんなに大きな問題でもない出来事ではあったのですが、警備員の仕事ぶりとしては差が出る事ではあります。

 

日ごろから、周りの事に注意をして目が行き届いている・・

という評価をすると、この隊員さんは他の警備員よりも注意力があると言えます。

この隊員さんは施設警備員の資格を持っています。

ここの現場には他の警備員も彼と同じ資格を持っていますが、照明の球切れには気づいていません。

 

そういった点で比較をすると、同じ資格を持っていても最終的には「その人、個人の能力で差が出る」となってしまいます。

 

警備業務検定の資格を持っていれば、どこの現場へ行っても警備員としての一定の水準を知る事が出来る・・という事ですがその効果を発揮するには個人の能力で変わるものだと実感しました。

 

大半の警備の現場では資格を持っていれば役に立ちますが、現場レベルでは資格を持っていても居なくても、個人の能力で十分カバーできる場合もあるのでは・・?と思いました。

 

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