警備員がマスクをして相手に与える不安

ウチの現場の警備員の中で今現在マスクを着けて勤務している人は3人ほどいます。その内、風邪を引きかけていてマスクを着用しているのは1人で後の2人は予防の為です。新型コロナ肺炎の感染の不安の中、受付にいる警備員がマスクをしていて相手に与える不安はいかほどのものでしょうか。

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警備員がマスクを着けている理由を相手は知らない

警備員がマスクをする件での問題の話を以前しましたが、最近になってウチの現場でもマスクをつける隊員が目立つようになりました。

しかもこの時期に風邪を引いてマスクをしている隊員さんもいます。

熱は無いようですが、咳と喉の痛みを訴えておりただの風邪であって欲しいという気持ちで一杯です。

幸い、この地域では新型コロナ肺炎の騒ぎはまだないので普通の風邪だと思いますが・・。

そして残りの隊員は他人から風邪をうつされない様にと自衛の為のマスク着用だそうです。

ウチの現場ではこのように複数人の警備員がマスクをして勤務しています。

以前にも話しましたが、私は出入管理をしている警備員がマスクをして勤務をして来客に不安を与えないかが心配です。

自衛の為にマスクをする気持ちも十分わかります。

どこから来た人か、どんな場所にいた人なのか分からない様な人が来客として受付に来て風邪をうつされるという警備員側の不安があるのは確かです。

しかし何も知らない訪問者が目の前のマスクをした警備員を見て

「ここの施設内では警備員を始め病人だらけなのか・・?」

という不安を与えてしまうかもしれないのも不本意です。

マスクを着用するという行為について色々な情報があります。

・ただでさえマスクが不足しているのに病人でない人間には必要ない

・マスクをしていてもウイルスの感染は防げない

など、モノが不足している事態に本当に必要としている人に行き渡らないのは事態が悪化してしまうだけです。

風邪を引いている病人がマスクを手に入れる事が出来ずに、自衛の為だと健康な人が隣でマスクをしている状況ほど滑稽な事は無いですよね。

病人が相手を気遣うエチケット

マスクは病人がするものだと私は思っていました。

今では真夏でもマスクをしている人が居ますが、ある意味ファッション化している面もあると思います。

風邪を引いて他人に移さない様にとマスクをするのは分かりますが、病人でもないのにマスクをしていて周りから病人扱いされるかもしれない・・というのも良い気分はしませんよね。

マスクは病気をまき散らさないようにする為のエチケット・・という認識なので現場周りでマスクをしていると皆病人かと思ってしまいます。

本当に風邪を引いている人にとってはマスクは必要アイテムなので、今の時期こそそういった方優先に行き渡る様にしてあげて欲しいですね。

これからの時期は花粉症の季節にもなるので、マスクの売り切れの問題はこれからますます話題に上がるのでしょうか・・。

過剰なマスク対策は不安をあおるだけ

ウチの現場では風邪でもないのにマスクをしている隊員がいます。

私からマスクをするなとは言えませんが、明らかに訪問者には無言の恐怖を与えていると思います。

本人は自衛の為と分かっていますが、本当に風邪を引いている隊員と自衛の隊員は相手には分かりません。

風邪予防の為とマスクをしていても、調べたところ扱い方を間違えるとマスクをしていても感染すると聞きました。

・ウイルスが付いているかもしれない表面を触ってはいけない

・1日中、同じマスクを使用してはいけない

など間違った使い方をしている人も結構多いようです。

ウチの現場でマスクを自衛の為に使用している年配警備員は恐らくこのあたりの使い方は全くなっていないと思います。

マスクをしていれば大丈夫・・という恰好だけだと思います。

自衛の為にマスクを付けようとしている方は、正しい知識を調べて要望に努めて欲しいと思います。

 

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