警備員が勤務をしていて、今の時期風邪を引きやすいポストは間違いなく出入管理の場所だと思います。経験のある方ならお判りだと思いますが、外来の受付をする場所なので不特定多数の方を何名も目の前で対応しています。これで風邪を貰わないはずがありません。予防の為にマスクをしている隊員さんもいます。これからの時期は一層の注意が必要です。
出入管理は大勢の人の対応をする場所である
施設の業態にも寄りますが、出入管理は配送業者やテナントの営業、そしてそこで働く従業員など関係者ではありますがたくさんの人が出入りしています。
ここの現場でも暇な現場と謳っているものの、1日に100人近くの人が入館しています。
しかもその人たちは近所から来ていたり若しくは遠方、ひょっとしたら海外からなど、地域に限定がありません。
そんな人たちと目の前で受付の対応をする警備員を日頃から見た時に、よくあれで風邪を貰わないよな・・と感心すらします。
相手がどんな人でどのような環境の場所から来たかもはっきり分からないのに、お互いマスクもしないで会話をしているのです。
知らない人と目の前で何人もの人と1日中話をしているのは風邪予防の面で見てもとても危険な事だと思います。
ましてや相手が風邪を引いていてもマスクをしていない事だって有り得るわけですから・・。
相手が病人だと気付けないのは危険
最近の体感ですが、出入管理をしていて来客された方がマスクをしている率はだいたい100人いたとしても1人か2人程度、約1~2%位です。
これは現場によっても違いがあると思いますが、ここの現場ではその程度です。
最近は病人以外で予防の為に、とマスクをしている人もいる中で1~2%という数字なので少ない方なのではないかと思います。
例えば100人いたら何人の人が体の具合が悪く風邪を引いているのでしょうか。
予防の為にとマスクをしている人も含めたら、1~2%では風邪を引いている人でもマスクをしていない可能性がありますよね。
警備員が出入管理をしていて、マスクをしていない病人の人の対応をする、しかもそれが誰か分からないので気を付ける事すら出来ない・・
こんな環境で日々我々は仕事をしているのです。
普段何気なく出入管理をしている警備員さん、お体には十分お気を付けください。
先日もクライアントからマスクを外すよう言われた現場もあるので自衛の為のマスクを付けられない現場もあるかもしれません。
それでも出来る事は自分自身で対策して欲しいです。
自分で対策できる事
出入管理の場所で相手から風邪を移されない様にするにはマスクは重要です。
しかし現場によってはマスクが付けられないかもしれません。
そうなると他に出来る事を探します。
・勤務中には不用意に顔を触らない
・アルコール消毒で手を清潔に保つ
・小まめに手洗いうがいを励行する
現場ではすでにこういった対策をするよう指示が出ているかもしれませんね。
ちなみにうちの会社では何のアナウンスも出ていません、さすがというべきでしょうか・・(笑)。
会社がしてくれないのなら現場レベルで対策しましょう。
自分の身を守る事なので会社の重い腰が動くのを待つ必要はありませんよね。
貰いたくもない風を貰って仕事を休んだら、現場に迷惑をかけてしまうのはモチロン、給料が減って困るのは自分ですからね。
今の時期は世界的にも問題になっている疾患があります。
インフルエンザの脅威も忘れてはいけません。
いつ自分の身に降りかかるかもわからないので、罹る前に万全な対策をして欲しいものです。