警備員の仮眠室が畳の部屋とベッドのある部屋のどちらの経験もあるがどちらが快適だったか

施設警備の現場で仮眠室のある部屋があるとして、畳のある部屋かベッドの置いてある床の部屋かどちらが快適だと思うでしょうか。私は今までこのどちらの部屋も仮眠室として使用した事がありますが、寝る時にどちらの部屋が快適なのか、といいうのは人によって違うものなのでしょうか。

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畳の部屋が快適だと思った

今まで施設警備員として仮眠室を利用してきましたが、畳の敷いてある和室の部屋が仮眠を取るには快適だと思いました。

畳があるという事は少なくとも4畳以上の部屋である場合が多く、空間を広く使える点と、休憩室と仮眠室の両方を兼ねている場合もあり、休憩室としての使い勝手と布団を敷かずとも直ぐに畳の上で横になれる、という便利さがあります。

 

施設警備員の仮眠時間はどこも少ないと思いますが、その少ない時間を休憩室と仮眠室を兼ねている部屋であれば無駄なく活用できる点も大きいと思います。

過去の現場によっては、休憩室と仮眠室が別々になっている所もあり、食事を取ったり軽食を取る時は休憩室で、少し横になったり仮眠を取りたいのであれば仮眠室へ行かなければならず、多少面倒な事もありました。

 

そういう意味では和室というのは、スペースの確保と食事と寝る、というこのどちらもその部屋で完結するので良いと思います。

ベッドは緊急時には都合が良い

また違う現場では、和室は一切なく休憩室と専用の仮眠室がありました。

その仮眠室は畳の部屋ではなくPタイルの床にベッドが備え付けられており、しかも狭いときていました。

 

完全に寝るだけの部屋なので、必要最低限の広さしかなく、食事はおろかベッド以外のスペースはありません。

食事をする部屋と寝る部屋が別々になっているのは、複数の警備員さんが利用するには都合が良い、という点もあります。

 

人が寝ている横で食事を取るのはどちらも気を使いますからね。

そんなベッドの仮眠室ですが、良い点もあります。

 

基本的にベッドで寝るという事は、床よりも高い位置で寝ています。

ベッドから足を降ろして座った時の事を考えると、ヒザの高さと同じかそれよりも少し高い位でしょうか。

 

そんな高さのある場所で寝起きをすると分かりますが、膝に負担を掛ける事無く横になれます。

歳を取ると警備員さんの中にはヒザを悪くする人もいます。

 

そんな人にとって、畳のある部屋での布団で寝るという事は寝起きがつらい事もある様です。

その反面、ベッドであれば膝に負担を掛ける事無く寝起きも出来、使い勝手は良いようです。

 

そして更に寝起きが良いという事は、緊急時にさっと起きて準備も出来るという事です。

まあ、畳のある部屋の布団と比べても、決定的な時間差があるわけでもありませんが、過去にベッドと畳の部屋の布団で寝ている時に飛び起きた際、何となくベッドの方が起きやすかった気がします。

 

施設警備員として仮眠中に緊急事案が発生して飛び起きる、という事は滅多に無い事ですが、夜勤者が夜間の勤務中に技量不足の為に仮眠者を起こす、という場面は何度かありました。

個人差はあると思いますが、施設警備員の仮眠としては、ベッドの方が寝起きは良い印象があります。

その仮眠時間は給料が出るのか

そんな仮眠の時間ですが、警備会社によっては仮眠時間を勤務時間としない所もあります。

仮眠時間は待機時間と同じ、給料が発生している時間とするのか、業務時間外とするのか。

これは労働時間とするかしないかで、大きな違いが出てきます。

 

たかが4時間ほどの時間の事ですが、月に12日出勤すれば50時間近い労働時間となります。

5万円貰えるか貰えないか、という話をすれば分かり易いと思います。

収入が5万円上がると言われたら、それほど有難い事は無いでしょう。

 

仮眠時間が労働時間か時間外か、というのは警備会社によって異なるので、そこはしっかり確認しておく必要があります。

ここをワザと曖昧にして答えず、労働時間内にもかかわらず給料を未払いしようとする警備会社は、ないとも限りません。

 

仮眠している時間が労働時間内であるなら、緊急時に起こされても業務に対応する必要がありますが、労働の時間外であるならたとえ起こされても仕事として対応する必要はありません。

まあ、その分仮眠している数時間分の給料は出ませんがね。

 

警備員の仮眠時間は少ないです。

この時間帯に快適な睡眠がとれるかは、その部屋や寝具にもよります

 

布団で寝られるか、段ボールで寝るかこの違いは大きいです。

 

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