最近、待機時間中に昼寝をしなくなり食事後の出入管理の受付で居眠りとの戦いになっています。昼寝をすれば居眠りは解消するのですが、そうなると今度は仮眠時間に寝られなくなってしまい困るのです。忙しい現場の勤務の時には考えもしなかった贅沢な悩みでもあるのです。
ヒマな現場の食事後は居眠りとの闘い
最近、待機時間の食事の後に出入管理の受付業務をしているのですが、ひたすら眠気との戦いで困っています。
今の現場の出入管理の受付業務は「座哨での受付」です。
座哨での出入管理業務は、よその施設警備の現場でも普通にある形態だと思いますので珍しい事もないでしょう。
そんな座哨での出入管理業務をした事がある方なら経験があると思いますが
「食事後の座哨業務はマジでヤバイ」
という程、睡魔に襲われるのです。
前日にしっかりと睡眠を取り仕事に臨んでいたり、待機時間に少しでも仮眠を取っていたりすれば、座哨での出入管理業務でウトウトする様な事は無いと思います。
しかし、最近の自宅での睡眠時間が常に平均4時間と、今までよりも短くなっているので、勤務時間中の食事後の出入管理の受付業務にとても苦労しています。
ヒマな現場では来客も少なく「ただ座っているだけ」という状態がずぅぅっと続くので、食事の後の時間帯は特に睡魔に襲われるのです。
座っていると危険なので、眠気に襲ってくるのが分かったら、席を立ちストレッチをしたり受付場の周りを用もないのにウロウロしたりと、なんとか居眠りしない様に気を付けているのです。
このヒマさが忙しい現場には分かるまい
以前は、大型商業施設の現場で勤務してた時、業務中に眠気に襲われるなんて事はありませんでした。
出入管理の受付業務はずっと立哨で、立った状態ではさすがに居眠りは出来ません。
しかし
中には過去に、立哨での出入管理の受付場で
「立ったまま居眠りをしている」
という芸当をやらかした警備員もいましたので、人によっては立哨でも座哨でも関係ないのかもしれません。
そんな座哨業務での出入管理の受付場ですが「睡魔との闘い」という忙しい現場には到底分からないであろう苦労があるのです。
忙しい現場では、余りにもの忙しさに時間を忘れてしまう程の業務に追われてるので、居眠りなんて言う気持ちにすらならない場合が多いです。
それに引き換え、ヒマな現場では受付場の景色がずっと変わらない為に
「ぼっーとした状態」
になり、寝てはいけないと分かっているのに、ついウトウトしてしまうのです。
この「寝てはいけないのに」というのがとても苦痛なのですよね。
私は、大型商業施設の現場を経験しているので、居眠りなんてあり得ないという気持ちもよく分かります。
しかし、忙しくて居眠りどころではない、という状態の方がむしろ時間の進みも早く感じ「いつの間にか夜だった」となっていて結果いいことづくめなのです。
・忙しくて居眠りどころではない
・暇すぎてウチウトウトしてしまう
どちらの現場が良いのかと尋ねられれば、このピンポイントな点においてだけ比較すれば間違いなく「忙しい」現場の方を選択すると思います。
どちらも経験しているからこそ分かる事
忙しい現場なら、居眠りする事もないというのが分かりましたが、この「忙しい現場」というのがまた曲者なのです。
居眠りしない方が遥かにマシだと「忙しい現場」を選択しましたが、実はこの忙しいというのは業務全体が「忙しい」のです。
出入管理の受付場だけが忙しいのではなく、あらゆる場面の業務が忙しいので、同じ当直勤務を終える翌朝の頃には、忙しい現場の勤務者はヘロヘロになっています。
当時の私はまだ年齢も若かったので、忙しい現場での当直勤務の明けでもまだ体力が残っていましたが、今同じ事をするとなると当時と同じ様にはいかないと思います。
それに引き換え、ヒマな現場での勤務はやはり業務全体がずっと暇なので、当直勤務明けでもまだまだ元気です。
以前の現場では、70歳近い高齢警備員がゴロゴロいましたが、ヒマな現場のおかげで、当直勤務明けでもそのまま遊びに行く様な元気な高齢者もいました。
この両者を経験しているからこそ、どちらが良いのかという比較が出来ますが、どちらか片方しか経験していないと
「自分の勤務している現場の方が最悪だ」
と思う事でしょう。
一番良いのは居眠りしそうになる場面では忙しいが、それ以外の業務はヒマ・・。
というのが最強だと思います。
まあ、そんな現場は今のところ巡り合ってはいませんがね。